第5話『勃発!宇宙連合内乱』

作者・ユガミ博士


***ウオフ・マナフ本星 枢密院***

宇宙連合の本部であるウオフ・マナフ本星の枢密院では、黄泉還りと時空クレバス発生に伴う
現在の宇宙の情勢について連日会議が行われていた。現在の宇宙連合では、平和解放機構によって
運営されているが、かつて地球を始めとする各惑星を侵攻していたタカ派の勢力が黄泉還りによって
復活し、ETFやフリーザ軍と結託して徐々にかつての様な力を取り戻そうとしていた。

ドレッドロック「盛り返しつつあるタカ派への対処は早急に解決しなければなりません。
 その為にも星間評議会や宇宙警察、そして今までは不干渉の立場を取っていましたが
 地球との協調が必要であるべきと考えています」

会議の場の中心には、サイバトロン軍から出向して最高会議議長となった
ドレッドロックが議会に参加している各惑星の代表に向けて呼びかけていた。

ドレッドロック「既にサイバトロン軍は宇宙警察や宇宙警備隊と連携を取っています。
 この会議に参加している各惑星の代表の皆様方にも、是非ご協力をお願いする」
シュトルツ「うむ。我々はグランドブラックホール、始まりの魔神という脅威を、星を超えて
 共に手を取り合った事で困難を乗り越えた。今こそ再び手を取り合おう!」

ドレッドロックの言葉に、ネポス・アンゲリスの代表であるシュトルツは同意を示し、
同じく皆に呼びかける。

メルビ「・・・・恥ずかしながら、我が叔父でありバームを支配しようとしていた
 オルバンの軍勢も、ボアザンのズ・ザンジバルやキャンベルの女帝ジャネラ達と
 手を結び、地球がある太陽系に侵攻を開始した。彼らの野望を喰い止める為にも
 ドレッドロック議長に賛同する!」
デウス「メルビ殿と同じく、キャンベルも議長に賛同する!」

オルバンの甥だが、バームの和平派秘密組織を率いたメルビ補佐官は、バームの代表として
宇宙連合の議会に参加していた。再び戦乱を起こそうとするオルバン達の野望を阻むため、
ドレッドロックに賛同し、同じく女帝ジャネラから政権を奪取した穏健派のキャンベル星人
であるデウスも賛同した。

ジョジョ「(地球・・・・・あの星では共に戦った俺の仲間がいる星・・・・・)
 俺の仲間も地球で戦っているんだ!アーストも協力する!」

イラスタント太陽系の5番目の星、惑星アーストのボーダー王家の最後の王子である
ジョジョことジョルディ・ボーダーは、征服王マーダルとの戦いを乗り越え、
アーストの復興を行うと共に、宇宙連合の一員となり、アーストの代表となった。
前大戦の時、現在ブレイバーズとなっている地球の部隊と出会い共に戦ったジョジョは
遠い地球で今も戦っている仲間達の事を思い、ドレッドロックに賛同した。
そして、その場にいる多くの代表達は、賛同していく。

ドレッドロック「ありがとう。では、星間評議会に使者を・・・・・」

チュドォォォン!!

シュトルツ「何事だ!?」

賛同を得たので、星間評議会に使者を送る為の議題を出そうとしたその時。
外部から爆発が起こり、その場にいる代表達の間で動揺が巻き起こる。


ゼゼーナン「・・・・会議中に失礼させてもらうぞ。平和解放機構の諸君!」
メルビ「貴様は!?」
ドレッドロック「テイニクェット・ゼゼーナン・・・・・!」

そこに出現したのは、星間連合国家ゾヴォークの元筆頭書記官であり、
ゲスト(地球側によるゾヴォークの呼称)の太陽系方面軍司令官として
地球を侵略したテイニクェット・ゼゼーナンだった。
ゼゼーナンは蛇の様な姿をした怪人―ダークウロボロスや反バイオ同盟所属の
殺し屋ロボット、バイオハンター・シルバ。地球征服を狙ったカイザーハデス、
その配下の戦闘兵士ザコールを供なって現れる。

シュトルツ「ダークウロボロス・・・・・ソキウスか!」
ダークウロボロス「お久しぶりです、シュトルツ様。お元気そうで何より」

ダークウロボロス。その正体はネポス・アンゲリス評議会の一員で、レボルトと
裏で通じて評議会を手中に収めようとしていたソキウスだった。
ソキウスが装着しているダークウロボロスは空間属性で、背部に装着された
輪を使う事で、空間に干渉する事が出来、ゼゼーナン達を会議場に転移させたのであった。

ドレッドロック「この場に現れて、何が目的だ!」
カイザーハデス「知れた事・・・・この議会は我々が掌握する!」
デウス「クーデターか!」

宇宙連合の枢密院・最高会議を掌握しようとクーデターを始めるゼゼーナン達。
会議場の外では、かつて地球に送り込まれたウオフ・マナフの異星人や
ハデス軍の宇宙巨獣、さらにはETFに属する怪獣やフリーザ軍の兵士が暴れていた。

ゼゼーナン「おとなしく、我々に従ってもらおう」
ジョジョ「貴様ら・・・・!」

ゼゼーナンは会議に参加している代表達を自分達に従わせようと
脅しをかける。ゼゼーナン達の非道な行いに、ジョジョは怒りに
震えていた。

????「カイザーハデスゥゥゥ!」
カイザーハデス「ムッ!」
バイオハンター・シルバ「―!」バシュン
????「チィッ!」

そこにカイザーハデスめがけて光球が飛んでくる。それに気づいた
シルバはハデスを庇い、そのままバイバスターを撃つ。そして現れたのは
西洋の騎士を思わせる戦士、デモンナイトだった。

カイザーハデス「貴様は、デモンナイト!?」
デモンナイト「ようやく見つけたぞ、カイザーハデス!」

デモンナイト―かつてはハデス軍の一員として地球人「神野司郎」を名乗り、
ジャスティライザーに近づいたが、実はノルンの弟で、ライザー星の騎士、
リゲルだった事が判明。以後、ジャスティライザーと和解し、共闘して
カイザーハデスや魔神ダルガを倒した後は、ライザー星の復興を行っていたが、
カイザーハデスらが復活したと聞き、動向を探っていたのであった。

ランベル「王子!」
ドン・スラーゼン「ご無事ですか!」
ジョジョ「ランベル、スラーゼン!お前達も無事だったか!」

さらに別室で控えていたジョジョの忠臣であるランベルやドン・スラーゼン達も
会議場に駆けつける。

ルビー「代表の皆様は、此方に」
ヒルムカ「この星を脱出します!」

枢密院特使のアケロン人ルビーや惑星ランプレートのパトロール隊員
ヒルムカは、ドレッドロックやシュトルツ達を脱出させようと宇宙港まで誘導する。

ドレッドロック「私も皆さんを守ります!」
メルビ「貴方は、最高会議の議長だ。貴方も逃げるべきだ!」
ドレッドロック「私も宇宙連合に出向しているとはいえ、サイバトロンです。
 皆さんを無事、脱出させてみせます。後の事はシュトルツ代表、貴方に
 任せます」
シュトルツ「・・・・・私もボーンを装着して戦いに行きたい所だが、了解した。
 頼む!」

各惑星の代表を本星から脱出させようと、ドレッドロックもサイバトロンの一員として
シュトルツ達に後を任せて、暴れている宇宙巨獣達に立ち向かうのであった。


***宇宙空間***

ゼゼーナン達が議会を襲撃していた頃。ウオフ・マナフ本星近くの宇宙空間をドクロのマークが
特徴の海賊船を思わせる赤い宇宙船―キャプテン・マーベラス率いる海賊戦隊ゴーカイジャーの船、
ゴーカイガレオンが航行していた。宇宙を股にかけてお宝を探す彼らは補給をしようとウオフ・マナフの
本星に立ち寄ろうとしていた。

凱「皆さん!前方にたくさんの宇宙船が集まっています」
ハカセ「大変だ!今、通信を聞いたんだけど、あの星でクーデターが起きているみたいなんだ」
ナビィ「ぎょえ~。じゃあ、あれ全部敵なの?」

ウオフ・マナフ本星の前にゼゼーナン達に同調したゾヴォークの艦隊やETF、
フリーザ軍の宇宙船が集まっているのを、ゴーカイジャー唯一の地球人、伊狩凱が見つける。
ゴーカイジャーの一員であるハカセことドン・ドッゴイヤーは通信により、クーデターが
起きている事を伝えると、ナビゲーターロボのナビィは驚いた。

ジョー「どうする?マーベラス」
マーベラス「決まっているだろう。俺たちの邪魔をするのなら、どんな相手だろうとぶっ潰す。
 それが海賊ってもんだ!」

ジョー・ギブケンはマーベラスに「どうするのか」と尋ねると、マーベラスは目の前の艦隊に
臆することなく、ゴーカイガレオンをウオフ・マナフ本星へと進む事を皆に告げた。

アイム「マーベラスさんなら、そう言うだろうと思っていました」
ルカ「それじゃ、目の前のお邪魔虫をとっとと片付けるわよ!」

マーベラスの言葉に女性メンバーであるアイムやルカはやる気を起こす。
そしてマーベラス、ジョー、ハカセ、ルカ、アイムの5人は携帯電話型アイテム・
モバイレーツとレンジャーキーを取りだし、凱はゴーカイセルラーとレンジャーキーを取りだした。

ゴーカイジャー「「「「「「ゴーカイチェンジ!」」」」」」

ゴ~カイジャー!


ゴーカイジャー「「「「「海賊合体!」」」」

6人はゴーカイジャーに変身すると目の前の艦隊を排除する為、すぐさまゴーカイガレオンから
4台のゴーカイマシンを発進させ、ゴーカイオーへと海賊合体した。
なおゴーカイジャー以外のレンジャーキーは全てスーパー戦隊に返却している為、豪獣ドリルを
30世紀の未来から召喚する事が出来ず、ゴーカイシルバーはゴーカイオーのコックピットの中で
5人の後ろに控えた。

ゴーカイレッド「さぁ、ド派手に行くぜ!」

ゴーカイレッドの号令と共にゴーカイオーは艦隊へと突撃。次々と戦艦を撃墜させながら、
ウオフ・マナフ本星へと向かうのであった。


***ウオフ・マナフ本星 宇宙港***


ウオフ・マナフ本星の宇宙港にて、ルビーやヒルムカに誘導された連合議員達や本星に住む
民間人はシャトルに乗り込み、脱出を図るがETFの怪獣やゼゼーナンに同調したゲストの
機動兵器が攻撃をしてくる。

ロフ「させるかッ!」

元ゲスト三将軍の1人、ロフことグロフィス・ラクレインの駆るライグ=ゲイオスが
怪獣や機動兵器を攻撃して、シャトルを守る。ロフとセティことジュスティヌ・シャフラワース、
ゼブことゼブリーズ・フルシュワの元ゲスト三将軍の3人は枢密院の特使であるメキボスの要請で
議会の警備を行っていたが、ゼゼーナンらタカ派勢力がクーデターを開始した為、議員達や民間人を
脱出させようと戦っていた。

ゼブ「まぁ~たく。数が多いぜ」
セティ「今はひとりでも多くの人達をこの星から脱出させるのよ」

ゼブの駆るオーグバリューやセティの駆るビュードリファーもプラズマ・リーダーや
マイクロミサイルといった広範囲に攻撃できる兵器を用いて怪獣や機動兵器を攻撃していく。
そしてシュトルツやジョジョらが宇宙港へ到着するが、そこへカイザーハデスやゼゼーナンの
乗る母艦ゼラニオも現れた。

ゼゼーナン「ほう。我が軍の元三将軍が揃い踏みとは久しいな」
ロフ「ゼゼーナン...」
ゼゼーナン「貴様たちは私に逆らった裏切り者だ。だが再び私の部下に加わるのであれば
 逆らった罪は不問にしてやるぞ」
セティ「誰があなた何かに...」
ゼブ「先に裏切ったのはそっちだろうが!あんたの部下になるなんて二度とゴメンだね!」

ゼゼーナンにかつて従っていた三将軍だが、裏切りを受けて彼らはゼゼーナンから離反し、
地球の部隊と共闘して倒した。ゼゼーナンから再び部下になれと誘われるが、3人はこれを拒否する。
ゼブに至っては普段の間延びした口調ではなく、その怒りから本気の口調で話す。

ゼゼーナン「チッ!せっかく寛大な心で部下になる事を許してやろうというのに誘いを断るとは不届き者め。
 ならば死を持って償え!全軍攻撃を開始せよ」
セティ「来るわ!」
ロフ「ゼゼーナン。引導を渡してやる!」

ゼゼーナンは三将軍らを始末しようと攻撃を命じた。繰り出される機動兵器を
ロフ達はシャトルを守りながら、応戦していくのであった。


ゼゼーナンと三将軍の戦闘が始まった一方、シュトルツらはシャトルに乗り込もうとしていた。
しかしその前にダークウロボロスとバイオハンター・シルバ、ハデス軍の戦闘員ザコールの軍団が
出現する。

ダークウロボロス「フハハハハ。ダークウロボロスの力からは逃れられないぞ!」
ヒルムカ「チッ!厄介だね」
ドン・スラーゼン「王子には指一本触れさせんぞ!」
ランベル「...」
ジョジョ「待て。無理をするな2人とも」

出現したダークウロボロスらから主君のジョジョやシュトルツを守ろうとドン・スラーゼンや
ランベルは剣を抜いて、前に出る。ジョジョは2人の身を案じて、心配の声を出す。

ダークウロボロス「覚悟!」
シュトルツ「ムッ!」
???「させないわ!」

ダークウロボロスはシュトルツを始末しようと襲いかかるが、そこに豹の様な怪人が
間に入り、ダークウロボロスからシュトルツを守った。

???「ご無事ですか。お父様」
シュトルツ「おお、リーベルト。助けに来てくれたか」
ダークベアー「俺達もいます」
ダークグリズリー「ご無事ですか。シュトルツ様」

豹の様な怪人―ダークパンサー。その正体はシュトルツの娘、リーベルトである。
彼女はウオフ・マナフでの異変に気づき、空間の魔神の力を使って父親である
シュトルツを救おうとリーベルトに仕えるダークベアーのモームとダークグリズリーの
グストスを伴って駆け付けたのである。

ダークパンサー「ここは私達に任せてお父様達はシャトルへ」
ダークベアー「おらぁ、邪魔だ!」
ダークグリズリー「どきやがれ!」

駆け付けた3人はダークウロボロスやザコールの軍団を相手に蹴散らしていく。

ルビー「では。彼女達が戦っている今のうちに」
ジョジョ「かたじけない。リーベルト殿」
シュトルツ「無理をするのではないぞ」

ダークパンサー達が戦っている今のうちに、シュトルツやジョジョ達はシャトルへ向かっていた。

シルバ「行かせるか」
?????「うぉぉぉぉぉ!」

シルバはシャトルに乗り込むことを阻もうとバイバスターに手を掛けようとするが
そこに空から銀色の姿をした人物―ゴーカイシルバーがシルバの前に着地した。
ゾヴォークの艦隊を抜けて、ゴーカイオーは本星に突入し、そしてシルバがシュトルツらを
襲おうとしているのを見かねたゴーカイシルバーはゴーカイオーから飛び出してきたのであった。

ゴーカイシルバー「ゴ~カイシルバー参上!安心して下さい。助けに来ましたよ!」
ルビー「あれは、地球のスーパー戦隊?」
ジョジョ「助かった。ありがとう」

突然現れたゴーカイシルバーにジョジョ達は戸惑うものの、感謝を述べつつシャトルの中へ
入っていった。

シルバ「貴様、バイオマンと同じスーパー戦隊か。邪魔をするのなら貴様も破壊する」
ゴーカイシルバー「お前はバイオマンさんと戦ったバイオハンター・シルバっすね。俺が相手だ!」

バイバスターを手に掛けたシルバに対し、ゴーカイシルバーはゴーカイスピアーを構えて
戦闘が始まった。


地上でゴーカイシルバーとバイオハンター・シルバの戦闘が始まった頃。
ゴーカイオーも地上へ降り立ち、ゼゼーナンや三将軍達の前に現れた。

ゼゼーナン「何だ。あのロボットは!」
ロフ「新たな敵なのか...」

突然現れたゴーカイオーにゼゼーナンやロフは不審な目を向ける。

ドレッドロック「足止めを喰らった...む?そこにいるロボットは噂に聞く
 海賊戦隊ゴーカイジャーのロボットじゃないのか」
ゴーカイレッド「ほう。そこのロボットは俺達の事を知っているみたいだな」
ドレッドロック「私はトランスフォーマーだ。ただのロボットではない」

宇宙巨獣やETFの怪獣と戦っていたドレッドロックはようやく宇宙港へと到着。
ゴーカイオーを見て、以前から噂で知っていたゴーカイジャーだと気が付く。
ドレッドロックが自分達の事を知っていた事にゴーカイレッドは反応するが、
ゴーカイレッドにロボットと言われたので、ドレッドロックは自分はトランスフォーマーで
あると話し、ロボットではないと否定した。

ゼゼーナン「ええい。邪魔をするのであれば、何だろうと容赦せん。攻撃せよ!」
ゴーカイグリーン「うわぁ!攻撃してきた」
ゴーカイレッド「だったら、やり返すまでだ。行くぞ、お前ら!」
ロフ「とりあえず、彼らはゼゼーナンの敵の様だな」
ドレッドロック「各自、ゴーカイジャーと協力して応戦だ」

ゼゼーナンが攻撃をしてきたので、ゴーカイジャーは応戦。ゴーカイジャーが
ゼゼーナンと敵対する事が分かり、三将軍やドレッドロックは協力して戦闘を行う。

ゼゼーナン「下賤な宇宙海賊め。私の前に現れた事を後悔するがいい」
ゴーカイイエロー「何を言っているの?ばっかじゃないの」
ゴーカイブルー「後悔するのはそっちだ」
ゴーカイレッド「行くぜ!ゴーカイスターバースト!」

ゴーカイジャー達は自分たちのレンジャーキーを操縦桿であるゴーカイダリンの中心に
ある鍵穴に差し込み、必殺技のゴーカイスターバーストを発動。全身のハッチが展開し、
両手足からゴーカイホーを連続発射させて、ゼゼーナンの乗るゼラニオにぶつける。

ゲスト兵士「敵の攻撃により、ダメージの損耗率が上昇!」
ゼゼーナン「小癪な真似を...」

ゲスト兵士がゼラニオが受けたダメージを報告する。

ゼゼーナンはゼラニオを攻撃したゴーカイオーを睨みつけた。


カイザーハデス「むぅ...宇宙海賊め。中々やるではないか」
デモンナイト「カイザーハデス。お前達の野望もここまでだ!」
カイザーハデス「ふふふ...それはどうかな?」
デモンナイト「何...」

一方、デモンナイトと戦いながらゴーカイジャーの戦闘を見ていたカイザーハデスは
その戦闘力に感心していた。デモンナイトは、カイザーハデスを追い詰めようとするが、
カイザーハデスは戦闘の隙を突いて連絡を送る。すると、宇宙港に続々とハデス軍の
戦艦や宇宙巨獣が集まってきた。

デウス「いかん。敵が集まってきたぞ」
ヒルムカ「こうなったら、とっととずらかるよ!」

このままでは脱出が困難であると判断したヒルムカはシャトルを緊急発進させる。
だが、その上空にフリーザ軍のUFOが出現し、フリーザ軍の兵士たちが現れた。

フリーザ軍兵士A「あのシャトルをこの星から出すな!」
フリーザ軍兵士B「喰らえ!」

今、この星を脱出するべく飛び立とうとするシャトルを現れたフリーザ軍は攻撃を
仕掛ける。

ドレッドロック「シャトルが...!」
セティ「間に合わない...!」

誰もがもう攻撃を止める事が出来ない。そう思われたその時、ゴーカイオーにいる
ゴーカイジャーの下にレンジャーキーが現れる。

ゴーカイピンク「これはマジレンジャーさん達のレンジャーキー...?」
ゴーカイグリーン「でも、レンジャーキーは全部スーパー戦隊に返したから、ここにない筈だよ」
ゴーカイレッド「何だっていい。こいつを使うぞ!」
ゴーカイジャー「「「「「レンジャーキー、セット!」」」」」

地球でザンギャック帝国の皇帝アクドス・ギルを倒した後、スーパー戦隊にレンジャーキーを
返却した為、今は手元に無い筈のマジレンジャーのレンジャーキーが現れた事にゴーカイピンクや
ゴーカイグリーンは驚く。だがゴーカイレッドによりレンジャーキーを使う事を決め、
ゴーカイダリンの鍵穴に差し込んだ。すると全身のハッチからドラゴンのパーツが飛び出す。
マジレンジャーの大いなる力により誕生したマジゴーカイオーである。

ゴーカイジャー「「「「「完成!マジゴーカイオー」」」」」

ゴーカイオーがマジゴーカイオーとなった後、瞬時にドラゴンのパーツは合体し、
マジドラゴンとなると、シャトルを攻撃しようとしたフリーザー軍の兵士とUFOを
蹴散らした。

ヒルムカ「敵がいなくなった。今の内脱出だよ」

目の前の敵がいなくなった事でヒルムカはシュトルツ達を乗せたシャトルを
発進させると、宇宙へ脱出した。

ドレッドロック「シュトルツ代表達が脱出できた。我々も撤退する」
ロフ「了解だ。行くぞ、セティ、ゼブ」
セティ「ええ」
ゼブ「了~解だ」

シュトルツ達が脱出できた事を確認し、ドレッドロックは撤退を決め、
三将軍もそれに続いて撤退した。

ダークパンサー「お父様達は無事、脱出出来たようね」
ダークベアー「リーベルト様、俺達も」
ダークグリズリー「ずらかりましょうぜ」
ダークパンサー「そうね。撤退よ」
ダークウロボロス「待て!」

シュトルツが脱出できた為、ドレッドロック達同様ダークパンサー達も、これ以上の
戦闘に意味は無いとして、空間の魔神の力でダークウロボロスが止める間もなくその場から
転移した。


ゴーカイレッド「流石に敵の数が多すぎるか。しょうがねえ。俺達もずらかるぞ」
ゴーカイブルー「了解だ」
ゴーカイイエロー「来たばっかりで、もう帰るなんて」
ゴーカイグリーン「だって、敵がまだまだいっぱい来るんだよ。逃げないと」
ゴーカイピンク「凱さん。戻ってきてください。この星を脱出します」
ゴーカイシルバー「撤退!?分かりました。すぐに戻ります」

敵がまだまだ集まってくるので、ゴーカイジャーも撤退を決め、シルバと戦っていた
ゴーカイシルバーをゴーカイオーに戻らせると、すぐさま撤退した。

カイザーハデス「デモンナイト。ここで死ぬがよい!」
デモンナイト「くっ!」

カイザーハデスはデモンナイトに向けて、大剣を振り上げた。しかし、カイザーハデスの
手に何者かがビームを放ち、思わずカイザーハデスは剣を落としてしまう。

カイザーハデス「ちっ!何者だ」
???「カイザーハデス。彼を殺させはしない」
カイザーハデス「その姿、貴様はインパクター星人のロギアか!」
ロギア「デモンナイト。残念だが、ウオフ・マナフは奴らの手に堕ちた。
 今は再起を図るべく撤退だ」
デモンナイト「う...すまない」

カイザーハデスにビームを撃ったのは、インパクター星人のロギアだった。
ロギアはデモンナイトを助けると共に撤退し、その場から姿を消した。

カイザーハデス「逃げたか。だが、まあいい。これで宇宙連合は我々の物だ」

この日、宇宙連合の平和解放機構はクーデターを起こしたタカ派の勢力に敗北。

連合を掌握したタカ派の勢力は本格的に地球やその他の星を征服する為に動き出すのであった。


***ネポス・アンゲリス***

ウオフ・マナフ本星から脱出したドレッドロックら平和解放機構のメンバーや
ゲストの三将軍、ゴーカイジャー、デモンナイトやロギアらは
シュトルツの故郷であるネポス・アンゲリスへと逃れる事が出来た。
到着早々、今回の事態についてブリーフィングが行われた。

ドレッドロック「とりあえず、無事に皆さんを脱出させる事が出来てよかったです」
シュトルツ「だが、今回のクーデターで宇宙連合は奴らに掌握されてしまった」
デウス「連合を掌握した今、奴らによる侵略活動はますます激しくなるであろうな」
メルビ「これからおそらく、各惑星から難民が多く現れると思います。受け入れる星を
 用意するなど、早々に対策を立てなければ...」

タカ派の勢力のクーデターが成功し、宇宙連合が掌握された今、これから起こるであろう
問題について対策案など話し合いが行われる。

ジョジョ「ガリアンさえあれば...」
ランベル「王子。悔やむ気持ちは分かります」
ドン・スラーゼン「しかし、今はこれからの事態に備えるべきです。
 なぁ~に、いずれ奴らに目に物を見せてやりましょう!」
ジョジョ「そうだな。心配をかけた。ランベル、スラーゼンすまない」

今回、ジョジョは愛機であるガリアンをアーストに置いてきた為、ガリアンで戦う事が
出来ず、その事を悔いていた。それを見かねたランベルとスラーゼンは励まし、
励まされたジョジョは元気を取り戻し、これから戦いに目を向ける。

神野「さっきは助かった。あらためて感謝する」
ロギア「礼なら良い。先程も言ったが、今は再起を図る時だ。これからの戦い、よろしく頼む」

デモンナイトは変身を解いて、神野司郎(本名・リゲル)の姿となり、ロギアに先程助けられた事に
礼を述べる。ロギアの方も戦闘スーツの変身を解いて人間の姿に戻り、これからの戦いで共に戦う事を誓う。

ルビー「お久しぶりですね。ロギア」
ロギア「ルビーか。君も無事で何よりだ」
ルビー「所で、今まではどちらに?」
ロギア「...実は宇宙裁判所で裁判を受けていたベルゼウスが、収監されていた刑務所から
 脱獄したという情報を聞いていてな。調べていた所、クーデターが発生したと聞いて
 駆け付けたのだ」
ルビー「ベルゼウスが...!」

ベルゼウスとは、かつてウオフ・マナフ最高会議幹部にして地球攻撃軍司令官として、
地球を攻撃をしたガルバ星人だが、「地球人は絶滅者ボスキートの子孫である」と
歴史を捏造し、地球人の絶滅を図ったという事が発覚した為、宇宙裁判所に引き渡されて
裁判を受けていたのだが、脱獄した事をロギアはルビーに教えた。

ロギア「おそらく、ベルゼウスの脱獄を手引きしたのはタカ派の連中だ。
 ベルゼウスが再び姿を見せるというのなら俺は今度こそ奴に引導を渡してやる!」

ロギアは脱獄したベルゼウスが再び姿を見せる事を予想し、決着を着ける事を決意するのであった。


***ゴーカイガレオン***

ルカ「ふぅ...とりあえず脱出したけど疲れたわ」
凱「でも、全部スーパー戦隊の皆さんに返した筈のレンジャーキーが何でまた現れたんですかね?」

一方、ウオフ・マナフ本星から脱出し、ネポス・アンゲリスまで同行したゴーカイジャーは
ドレッドロックやシュトルツらの計らいで、ゴーカイガレオンの補給を受けていた。
その間、ゴーカイジャーの6人はマジレンジャーのレンジャーキーが戻ってきた事に疑問を募らせる。
マーベラスもマジレッドのレンジャーキーを手に取って、まじまじと見ていると、突然レンジャーキーは
光だし、気が付けば6人は白い空間にいた。

アイム「ここは...?」
???「ゴーカイジャー達よ...」
マーベラス「あんたは...アカレッド」

白い空間に戸惑うゴーカイジャー達だが、彼らの目の前に赤い人物―歴代のスーパー戦隊の
赤の戦士の魂を受け継ぐ戦士であり、「赤き海賊団」のリーダーだったアカレッドが現れる。

アカレッド「ゴーカイジャー達よ。スーパー戦隊に返したはずのレンジャーキーが手元に
 戻ってきた事に疑問を持っていると思うが、これは未来から送られた物である」
ハカセ「未来?」
アカレッド「今からそう遠くない未来、この宇宙...いや次元を超えたありとあらゆる世界、
 あらゆる時代に未曽有の脅威が襲う。その脅威から人々を救う為、スーパー戦隊をはじめ
 仮面ライダーやあらゆるヒーローが立ち向かったが、我々はその脅威に敗れた...」
ジョー「スーパー戦隊達が負けた...」
アカレッド「だが、我々はこの様な事態を変える為、残された力を過去の君たちに託す事にした。
 それがこのレンジャーキーだ」
ルカ「でも、マジレンジャーのキーしかないわよ。他のキーは?」
アカレッド「それについては、どうやら過去に送った際、この時代の宇宙各地に
 散らばってしまったようなのだ。だから君達には再び散らばってしまった
 レンジャーキーを集めてほしい」

ゴーカイジャーの前に現れたアカレッドは、今ゴーカイジャーの手元にあるレンジャーキーは
未来から送られてきたものであり、近い将来、未曽有の脅威が迫り、スーパー戦隊やあらゆる
ヒーローが敗北。その運命を変える為に送った事を話す。そして宇宙各地に散らばってしまった為、
もう一度レンジャーキーを集めるように、ゴーカイジャーに告げた。

アカレッド「そろそろ、時間だ。頼んだぞ、ゴーカイジャー...」
マーベラス「アカレッド...」

アカレッドが全てを告げた後、ゴーカイジャーは白い空間から、元のゴーカイガレオンの
中に戻っていた。これから起きる「絶望の未来」とレンジャーキーを集める使命を告げられ、
呆然とするゴーカイジャーだった。

マーベラス「ふっ。おもしれえ。レンジャーキー、もう一度集めてやろうじゃねえか」
ジョー「お前なら、そう言うと思ったよ」
ルカ「まぁ。めんどくさいけど、しょうがないわよね」
ハカセ「う~ん。レンジャーキーどこにあるんだろう?」
ナビィ「ふっふ~ん。だったら、オイラのお宝ナビゲートの出番だね!」
アイム「また、ナビゲートよろしくお願いします。ナビィさん」
凱「うぉぉぉ。レンジャーキー集めて、未来を救いましょう。皆さん!」

しばらく呆然としていたゴーカイジャーだが、もう一度レンジャーキーを集めるという
新たな冒険の目的に、一同は心を躍らせる。宇宙連合のクーデターという事件を期に、
ヒーロー達の新たな戦いと冒険が始まるのであった


○ドレッドロック→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○シュトルツ→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ダークパンサー→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ダークベア→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ダークグリズリータカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ジョジョ→ウオフ・マナフ星から脱出する。
○ランベル→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ドン・スラーゼン→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ヒルムカ→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○メルビ→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○デウス→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ルビー→ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ロギア→デモンナイトを助けて、ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○デモンナイト→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ゴーカイレッド→ゴーカイオーでタカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ゴーカイブルー→ゴーカイオーでタカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ゴーカイイエロー→ゴーカイオーでタカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ゴーカイグリーン→ゴーカイオーでタカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ゴーカイピンク→ゴーカイオーでタカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ゴーカイシルバー→バイオハンター・シルバと戦闘。ウオフ・マナフ本星を脱出した後、
 アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○ナビィ→ウオフ・マナフ本星を脱出した後、アカレッドから、レンジャーキーを集める使命を受ける。
○アカレッド→ゴーカイジャーに未来から送られてきたレンジャーキーを集める様、使命を与える。
○ロフ→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○ゼブ→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
○セティ→タカ派と戦闘。ウオフ・マナフ本星から脱出する。
●ゼゼーナン→クーデターを起こす。
●カイザーハデス→クーデターを起こす。
●バイオハンター・シルバ→ゴーカイシルバーと戦闘する。
●ダークウロボロス→ダークパンサーと戦闘する。

 

【今回の新規登場】

○副司令官ドレッドロック(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)
 サイバトロン副指令。輸送機に変形。冷静で現実的な性格でギャラクシーコンボイからの信頼も厚い。
 また、予防プログラムのインストール(注射のような物)が嫌いという意外な一面を持つ。
 フォースチップを背部にイグニッションする事で「ドレッドキャノンバーストアタック」を放てる。
 最終決戦の終結後、その冷静で堅実な性格を買われて、ギャラクシーコンボイに代わって
 宇宙連合議長を務める事になった。

○シュトルツ/ダークフェニックス(マジンボーン)
 フェニックスボーン、時間属性のダークボーン。眼鏡を掛けたネポスの幹部、ネポス評議会の
 一員であり、ネポス星のボーンの要。小惑星クラスの時間を止める能力を持つ。
 リーベルトの父親であり、クルードとは旧知の仲である。

○リーベルト/ダークパンサー(マジンボーン)
 パンサーボーン、空間属性のダークボーン。ネポスの女性幹部で、シュトルツの息女。
 瞬間移動や離れた場所から腕を出すなど空間技に長ける。エクェスの戦士として誇りを持ち、
 始まりの魔神の命であるドラゴンボーン回収のために翔悟に接触し興味を持つ。翔悟らの元に
 身を寄せ、父であるシュトルツの命に従って地球のボーンファイターと共闘し、自らの心の
 赴くままに行動した。幼い頃に母親を亡くし、男手ひとつで育てられた。

○モース/ダークベアー(マジンボーン)
 ベアーボーン、土属性のダークボーン。リーベルトの部下。上半身裸のパワーファイターで
 頭は弱い。偶然から早穂のお弁当を食べ地球の食べ物の美味しさを知る。

○グストス/ダークグリズリー(マジンボーン)
 グリズリーボーン、時間属性のダークボーン。リーベルトの部下。モヒカン頭のパワーファイターで
 頭は弱い。自分以外の時間停止能力を持つものの自身はその能力で把握できていない。
 偶然から早穂のお弁当を食べ、地球の食べ物の美味しさを知る。

○ジョルディ・ボーダー(機甲界ガリアン)
 ボーダー城陥落の日にボーダー王家の嫡子として生まれた少年。アズベスの孫「ジョジョ」として
 育てられ、白い谷でチュルルの導きによりガリアンと出会う。後に自分がボーダー王家の
 王子である事を知り、マーダルとの戦いを決意する。

○ジルムセン・ランベル(機甲界ガリアン)
 ローダン将軍配下のマーダル軍随一の勇者。青い機甲兵ザウエルを駆る。
 他人の命令よりも己の信念に基づいて行動する寡黙な男で、常に正々堂々な戦いをする
 誇り高い性格。ローダンによる卑怯な手段で戦いを邪魔された事で離反。その後、
 ジョジョとの一騎討ちに敗れ、捕虜となるが、その誠実さに心を打たれて、ジョジョの
 仲間となった。

○ドン・スラーゼン(機甲界ガリアン)
 反マーダルを掲げる地方豪族の1人で、実はボーダー一族の遠縁であり、アズベスとは知己。
 機甲猟兵スカーツを操る。普段はニタニタしていてあまり信用できない雰囲気を持っているが、
 戦場では豪放磊落で状況判断に優れた指揮官。かつてマーダルに仕えていたが、マーダルの
 正体に気が付き、確証を得てマーダルから離反。ジョジョに仕えて共に戦った。

○ヒルムカ(機甲界ガリアン)
ジョジョに協力する神秘的な女性。その正体はクレセント銀河にある高度文明連合から
派遣された中尉でB3級調査官。アーストに追放されたマーダルの調査をしていたが、
その過程でマーダルの危険性に気づいた事で自分の持つ権限を越えて鑑賞した結果、
査問界に掛けられてしまう。恋人のウーズベンを含めて誰もマーダルの危険性を理解しようと
しなかったため、ジョジョ達と共に戦う事を選んだ。

 

○メルビ(闘将ダイモス)
 オルバン大元帥の甥。常に酔っぱらっている放蕩者とされ、エリカを妻とする発言していたが、
 それらは演技であり、バームと地球の和平を考えていた人物。平和解放機構の中心人物。

○デウス(超電磁ロボ コンバトラーV)
 キャンベル星人の平和勢力に属する人物で、見た目は古代ギリシャ風の恰好をした白人系の老人。
 ロボットの馬に引かせた古代戦車のような物に乗っている。アースボムを無効化し、世界中の
火災を鎮火させた後、キャンベル星の平和路線への移行、同胞の悪行への謝罪、地球人への賞賛を告げた。

○ルビー(超星神グランセイザー)
 アケロン人の特使。カリンやベルゼウスとは違い、戦いを終わらせる目的で、ガルバ星人から
ウオフ・マナフとの交信が出来る早乙女蘭を守る為、地球に来訪した。

○インパクター・ロギア(超星神グランセイザー)
 インパクター特殊部隊のリーダーを務めるインパクター星人。超星神ガントラスを利用した
太陽系消滅計画を実行する為、星山秀一を名乗り和久井の助手として潜伏し、ガントローラーへの
修復を急がせる。冷静で仲間に対して冷たく当たっていたが、実は仲間思いな性格。  
 グランセイザーに復讐しようと立ちはだかるが、後にベルゼウスに利用されていた事を知り、
 最終的にグランセイザーに協力した。

○神野司郎/デモンナイト(幻星神ジャスティスライザー)
 デストコマンドの1人で暗黒騎士デモンナイト。地球では神野司郎と名乗っているが、
 「クラスト・オン」の掛け声で強化スーツを装着する。当初は敵対していたが、
 実はカイザーハデスによって記憶を封印されていたライザー星の指導者ノルンの弟リゲル
である事が判明し、記憶を取り戻した後、ジャスティライザーと和解・共闘するようになった。
 魔神ダルガとの戦いが終わった後、星神獣リュウトに乗り、ライザー星復興の為に旅だった。

 

○キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド(海賊戦隊ゴーカイジャー)
ゴーカイジャーのリーダーであり、海賊船・ゴーカイガレオンの船長。 常にスリルとロマンを求めて
冒険する破天荒な性格で、時にメンバーを振り回すことも。その首にはザンギャック帝国から無制限の
懸賞金をかけられている。

○ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー(海賊戦隊ゴーカイジャー)
ゴーカイジャーの副長であり、常に武器の手入れと鍛錬を欠かさないクールな青年。

口数は少ないがマーベラスを誰より信頼しており、彼の多少強引な命令にも従う。

マーベラスと出会う前はザンギャックの特殊部隊に在籍していた。

○ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー(海賊戦隊ゴーカイジャー)
元女盗賊で、誰よりも宝探しに熱心な女性でお金にうるさい守銭奴。潜入・探査能力に優れている。
ゴーカイジャー入りする前は貧しい生活を送っていたようで、過去に妹を病気で亡くしており、
それに関する事にはとても敏感である。

○ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン(海賊戦隊ゴーカイジャー)
心配性で慎重派だがやる時はやる乗組員。通称「ハカセ」でメカニックとしての実力は高い。
戦闘スキルは他のメンバーに少々劣るが、家事・修理スキルはずば抜けており、料理の腕は
メンバーからも好評である。

○アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク(海賊戦隊ゴーカイジャー)
ザンギャックによって滅亡したファミーユ星の元お姫様。お人よしで普段はおしとやかだが、
たがが外れると口調も変わってマーベラス以上に大胆な行動を取る。

○伊狩鎧/ゴーカイシルバー(海賊戦隊ゴーカイジャー)
スーパー戦隊をこよなく愛する地球人の青年。ある出来事がきっかけで、アバレキラー/仲代壬琴から
ゴーカイシルバーのレンジャーキーと変身アイテムであるゴーカイセルラーを託される。

打倒ザンギャックの決意をマーベラスに認められ、6人目の海賊(見習い)となった。

専用マシンはタイムレンジャーの大いなる力である豪獣ドリル。

○ナビィ(海賊戦隊ゴーカイジャー)
お宝の在り処を探知するナビゲート能力を持つオウム型ロボット。赤き海賊団の頃から
マーベラスと一緒にいた古参の一員。お宝の在り処を探知する際、ヒントとなるキーワードは
かなり大雑把だが、精度はかなり高い。

○アカレッド(轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊/海賊戦隊ゴーカイジャー)
自称「赤の魂を受け継ぐ者」で、歴代スーパー戦隊の赤の戦士達の平和を願う心から生まれたという
謎の戦士。歴代の戦隊ヒーローたちの住所を記したスーパー戦隊アドレスブックを所有している他、
「ソウル降臨」という力によって歴代の赤の戦士達に変身したり、武器や能力を使う事が出来る。
その後レジェンド大戦で宇宙に散らばったレンジャーキーを回収するべくマーベラスやバスコと共に
赤き海賊団を結成し、レンジャーキーを集めるが、バスコの裏切りによりザンギャックと戦闘となり、
マーベラスに後を託した後、生死不明となっていた。

 

○グロフィス・ラクレイン(スーパーロボット大戦シリーズ)
通称ロフ。ゲスト三将軍の1人で傭兵から指揮官へと上り詰めた人物。元は「デルファルテ」という
名家に生まれたエリート軍人で、家系で決められる道を嫌って飛び出した過去を持つ。
セティとは親同士が決めた婚約相手であるが、家出の関係で婚約は破棄状態となっている。
しかしながら彼女に対する恋心は消えておらず、ゼブの後押しを受けて最終的に関係を修復した。
乗機はライグ=ゲイオスなど。

○ゼブリーズ・フルシュワ(スーパーロボット大戦シリーズ)
通称ゼブ。ゲスト三将軍の1人で、先代の指揮官の死亡に伴い昇進した人物。
戦闘司令官としての能力は高く、仕事と公務をしっかりと分けている他、義理堅く律儀な性格。
間延びした口調で話すC調人間だが、驚くか本気で怒るとまともな喋り方になる。
乗機はオーグバリュー。

○ジュスティヌ・シャフラワース(スーパーロボット大戦シリーズ)
通称セティ。ゲスト三将軍の紅一点。戦況を観察した上での柔軟な戦術構築を得意とする。
右目にコンピュータと直結した網膜投影式の分析装置を着用している。
ロフとは幼馴染であり、親同士が決めた婚約相手でもあるが、ロフが家出した事により
婚約は解消状態となっているが、彼に抱いていた恋心は本物で、彼に家でされた後もその思いは
変わる事はなかった。乗機は自ら設計したビュードリファー。

●テイニクェット・ゼゼーナン(スーパーロボット大戦シリーズ)
ゾヴォーク筆頭書記官で「地球文明抑止計画」の総司令官。この計画を利用して地球の
強大な軍事力を独占し、本国での地位を得ようとした。

地球人に対して執拗なまでの偏見を持っており、
その夜郎自大に極まりない振る舞いは、敵どころか味方にまで反感を抱かれたりしているが、
本人に自覚は無い。

●カイザーハデス(幻星神ジャスティライザー)
地球征服を狙う異星人でハデス軍を率いている。450年前に地球をめぐってノルンと戦い
ステラプレートで地球の神威山の封印の棺にて封印されていたが、後に復活。武器は大剣で
腕から黒い波動を放つ。魔神ダルガの弟で、兄を倒して頂点に立とうとしていた。

●バイオハンター・シルバ(超電子バイオマン)
バイオ粒子の軍事利用を恐れた反バイオ同盟が開発した殺し屋ロボット。バイオ粒子を持つものを
抹殺するのが目的。バイバスターは0.03秒で撃ちぬく早撃ちでバルジオンというロボットを
乗機としている。

●ソキウス/ダークウロボロス(マジンボーン)
ウロボロスボーン、空間属性のダークボーン。ネポス評議会の一員だが、レボルトに組しており、
暗躍する。数光年先からでも直接介入する部分的な空間移動能力を持ち、空間能力をカードの様なもの
にして扱う事が出来る。レボルトに忠誠を尽くしていたが、彼の起こそうとする終焉の結びの
真実を知って反発するも、レボルトの攻撃を受けて消されてしまった。