第3話『バード星の攻防』

作者・ユガミ博士


惑星ホープでの大星団ゴズマ率いるGショッカーとの戦闘の後、
スピルバンの家族を乗せてムーンベースを飛び去ったサイバトロンの
星間輸送兵スカイリンクス、同行した地球連邦軍の軍人ギリアム・イエーガー、
エクスカイザー率いるカイザーズは無事バード星へと辿り着き、ベン博士達は
銀河連邦警察の保護下となった。
通常運行によりバード星に辿り着いたが、その間宇宙警察総裁がザンギャック帝国の
スパイだったり、コム長官退任後に就任したゴードン長官による事件隠蔽があったものの、
新たに銀河連邦警察長官に就任したソフィ長官による新体制の下、ベン博士達は平和に過ごしていた。

ベン博士「彼らがブレイバーズか...壮観だな」
ギリアム「はい、宇宙各地でGショッカーと戦っているフラッシュマンを
 はじめとするレジスタンスがブレイバーズの一員となって戦ってくれる
 事になりました」
ベン博士「そうか・・・ん?噂をすればあそこにいるのはジン君達だな」

バード星の銀河連邦警察本部には星間評議会と地球連邦政府主導で結成された
ブレイバーズに参加しようとする宇宙刑事に、宇宙各地のレジスタンスやサイバトロン軍が
集まっていた。その中にはエルシャンクと共に来たシーマ王女やフラッシュマン達も来ており、
その様子を見に来ていたベン博士とギリアムは、エルシャンクのいる所へとやってくる。

ジン「お久しぶりです。ギリアム少佐、ベン博士」
ギリアム「君達も、変わりがないようで何よりだ」

エルシャンクの所へとギリアム達はジン達と再会の挨拶を交わす。

ベン博士「しかし宇宙各地からこれだけの戦力が集まるとは・・・・。」
ロム「ですが、まだ宇宙にはGショッカーをはじめとして多くの勢力が蔓延り、
 宇宙に生きる者達が虐げられています」
ジョウ「ああ、フリーザって野郎が率いる軍隊も、色んな星をぶっ壊し
 まくってるって話だ」
シーマ「最近では宇宙連合内部でも、地球人を良しとしないタカ派の
 勢力が不穏な動きをしているという情報もあります」
ギリアム「...話を聞くに宇宙連合でクーデターが起きるかもしれないな」
ロミナ姫「彼らの為にも私達は今以上に力を合わせなければいけません」

ギリアムやベン博士、エクスカイザー達を交えて現在の宇宙があらゆる勢力
で入り乱れている事をエルシャンクの面々は話し、今まで以上に戦っていく事を
決意した。

ロッド・ドリル「そういえば、ギャバンが見当たらないけど、来ていないのか?」
トリプル・ジム「確か、十文字撃という方がギャバンのコードネームを受け継いだと
 お聞きしましたが?」
ルー「ええ。宇宙中のヒーローを率いるスペース・スクワッドの隊長ね」
サラ「私たちも、スペース・スクワッドにスカウトされたわ」

惑星ホープで共に戦った宇宙刑事ギャバンこと一乗寺烈がいない事を疑問に思った
ロッドドリルは尋ねる。既に宇宙刑事は世代交代が行われ、新たに十文字撃という
地球人の青年がギャバンのコードネームを受け継いでいた。
撃はスペース・スクワッドの隊長でもあり、サラとルーもスペース・スクワッドに
スカウトされた事がある。

???「残念だが、撃は今ある任務に就いていて、この場にはいない」
???「初代ギャバンでもある一乗寺烈さんも特命刑事の任務でいないわ」
レイナ「あなた達は...?」
舟「俺は烏丸舟。二代目宇宙刑事シャイダーとは俺のことさ!」
タミー「私は舟のパートナーの、タミーよ。よろしく!」

ギャバンについて話をしていると、2人の男女が話しかけてくる。男性の名は
烏丸舟。沢村大からコードネームとコンバットスーツを受け継いだ二代目宇宙刑事シャイダーで、
女性の名は、舟のパートナーである女宇宙刑事のタミーだった。
現れた2人は自己紹介をする。

舟「いやー、君みたいな可愛い子と知り合えて嬉しいなあ♪どう?よかったら連絡先交換しない?」
レイナ「えっえ!?」
タミー「舟ぅうう...」ゴゴゴゴッ
ブルー・ジェット「おっと、レイナに手を出すのなら...」
ロッド・ドリル「俺達が黙っちゃいないぜ」
トリプル・ジム「お嬢様には指一本触れさせませんよ!」
ロム「...」(無言の圧力)
舟「冗談、冗談!ちょっと仲良くコミュニケーションを取ろうとしただけだから」

会って早々、舟に口説かれてレイナは困惑する。ナンパをする舟にタミーは嫉妬し、
ブルー・ジェット、ロッド・ドリル、トリプル・ジムの三体のマシンロボもレイナを
守ろうと前に出た。レイナの兄であるロムも無言のまま、舟を睨んでプレッシャーを
かける。それらに耐えきれなくなった舟は「冗談だ」と周囲を宥めた。
そんな雰囲気の中、突如としてバード星が攻撃を受ける。


ブン「今の攻撃は!?」
エクスカイザー「あれは!」

突然の攻撃にブンは驚き、エクスカイザーは上空に指をさす。

G1メガトロン「ふはははは、バード星の者達よ!余の名は破壊大帝
 メガトロンである!!この星にあるシステムXNを余に献上せよ。
 さもなくばこの星を制圧する!!」

攻撃してきたのは、惑星ジャールからギリアムのXNガイストに搭載されている
システムXNを狙ってやってきたG1メガトロン率いるデストロン軍団だった。
ベン博士達がムーンベースを発進してから、自分達も出撃したが、ここに
来るまでに他の勢力と偶然にも交戦していた為、大幅に遅れてしまったのだった。

ギリアム「狙いはシステムXNか!」
舟「どこでそんな情報を手に入れたかは知らないが、バード星を攻撃させたり
 するものか!――焼結!!」
G1メガトロン「余に立ち向かってくるか。ならばデストロン軍団アタァーック!」
ギリアム「我々もすぐに出撃だ!」
ブレイバーズ「応!」

舟はシャイダーに変身し、ブルホークに乗ってデストロン軍団へと向かう。
シャイダーが立ち向かってくる姿を見て、G1メガトロンはデストロン軍団に
攻撃の命令を下し、一方、ブレイバーズの面々もギリアムの号令で各々出撃した。

サウンドブラスター「ユケ、コンドル、ジャガー!」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「...あれが噂に聞くカセットロンか。
 私を狙っているようだが、私もシステムXNもお前たちの手には落ちないぞ!」

情報参謀サウンドブラスターは部下のカセットロンを繰り出し、ゲシュペンストMKⅡで
出撃したギリアムを狙って攻撃する。ギリアムも自分とシステムXNを狙っている事を
察して、渡すまいと戦う。

サイクロナス「スウィープス、アタック!」
ブルー・ジェット「デストロンの航空兵士か。ジェット族の戦士として不足なし。
 相手をしてやる!」
スカイリンクス「サイバトロン戦士として、我輩もいる事も忘れるな!」

サイクロナス率いる親衛隊「スウィープス」を相手に、ブルー・ジェットは
天空心剣により斬撃を繰り出して応戦し、スカイリンクスも援護に回った。

デバスター「ウォォォ!」
ロッド・ドリル「何てパワーだ!だけど、パワーなら負けないぞ!」

ビルドロン師団の6体が合体した巨人兵デバスターのパワーに、ロッド・ドリルは
負けそうになるが、力を振り絞りぶつかる。

ブリッツウィング「貴様も、3つの姿に変形できるみたいだが、俺の敵じゃないぜ!」
トリプル・ジム「確かに戦車や戦闘機に変形できるあなたの方がお強いでしょうが、
 お嬢様を守る為、こちらも負けません!」

スポーツカーとヘリコプターに変形できるトリプルジムはデストロンの
トリプルチェンジャーであるブリッツウィングと戦った。

ブレイバーズとデストロン軍団の戦いが激しくなる中、別にバード星を攻撃する者が現れた。
ダイノガイスト率いる宇宙海賊ガイスターである。

ダイノガイスト「久しぶりだな、エクスカイザー!」
エクスカイザー「ダイノガイスト!?黄泉がえっていたのか!」

自ら太陽に飛び込んだダイノガイストが目の前に現れた事にエクスカイザーは驚愕する。

ダイノガイスト「エクスカイザー、俺にシステムXNというお宝を渡してもらおう!」
ウルトラレイカー「ダイノガイストも狙っているのか!?」
エクスカイザー「あのシステムを渡す訳にはいかない。行くぞ、ダイノガイスト!!」
ダイノガイスト「ふふ、そうこなくては面白くもない。ここで決着を着けるぞ。エクスカイザー!」

システムXNを守る為、エクスカイザー達カイザーズはガイスターズと戦い始める。
バード星を舞台にブレイバーズ、デストロン軍団、ガイスターズの三つ巴の
戦いの火蓋が切って落とされた。


エクスカイザーはダイノガイストと戦う為、異次元からトレーラー型支援メカである
キングローダーを呼び出す。

エクスカイザー「巨大合体!キングエクスカイザー」

キングローダーを呼び出したエクスカイザーはキングエクスカイザーへと巨大合体する。
キングエクスカイザーとなり、カイザーソードを取り出して、ダイノガイストのダイノブレードと
ぶつかる。

ダイノガイスト「...グレートエクスカイザーにはならのいのか?」
キングエクスカイザー「...生憎だが、ドラゴンジェットは整備中だ!」

キングエクスカイザーがグレートエクスカイザーになるには、キングローダーと同じ
支援メカであるドラゴンジェットが必要だが、現在整備中であり、呼び出す事が出来ない事を
ダイノガイストに教える。

ダイノガイスト「そうか。だが、その姿でこの俺を倒せるとは思っている訳ではあるまい」
キングエクスカイザー「例えそうでも、私は宇宙警察の名において今度こそお前を逮捕する!」
ダイノガイスト「大した自信だ。俺がいない間に、どれほど強くなったのか見せてもらおう!」

キングエクスカイザーはグレートエクスカイザーになれなくても、宇宙警察として目の前の
ダイノガイストに立ち向かい、ダイノガイストも、そんなエクスカイザーに本気で相手をする。
キングエクスカイザーとダイノガイストが激突する中、ダイノガイストの部下である
ガイスター四将とカイザーズでも戦いが始まった。

ホーン「地球での借りを返してやるぜ!行くぞ、アーマーガイスト」
アーマー「応!」
プテラ「俺達も行くぞ、サンダーガイスト!」
サンダー「オレ、あいつらやっつける!」

ガイスター四将はエネルギーボックスを体に取り付かせると、アーマーガイストと
ホーンガイストは「ホーマー」に、プテラガイストとサンダーガイストは「プテダー」へ
それぞれ二体合体した。

ウルトラレイカー「もう一度、貴様達を刑務所に送ってやるぜ!」
ゴッドマックス「覚悟しろ、ガイスター!」

既に合体を済ませているウルトラレイカーとゴッドマックスは、ウルトラブレストレーザーや
ゴッドスラッガー等を繰り出していく。

サイクロナス「メガトロン様、突然現れたアイツ等をどうしますか?」
G1メガトロン「捨てておけ。今は目の前の連中が先だ」
二代目シャイダー「何処を見ている!ビデオビームガン!」
G1メガトロン「フンッ!小賢しい」
ケンリュウ「ならば、天空真剣・真空竜巻」

この戦いに介入してきたガイスターに対し、サイクロナスはG1メガトロンに指示を
仰ぐと、G1メガトロンは一先ず、ガイスターは放っておいて、ブレイバーズと戦う事を
優先した。シャイダーがビデオビームガンをブルホークから撃つが、G1メガトロンは
ビームを回避する。そこへケンリュウとなったロムが頭上から愛刀・剣狼を振り回して
竜巻を発生させて、G1メガトロンを巻き込んだ。

G1メガトロン「ムッ!なかなか面白い攻撃をするではないか」
ケンリュウ「流石はデストロンの破壊大帝...一筋縄ではいかないか」

だが竜巻に巻き込まれても、ビクともしないG1メガトロンに、ケンリュウは
破壊大帝の恐ろしさを感じるのであった。


アストロトレイン「XNガイストは何処だ!メガトロン様に送り届ける!」
レイナ@パワーライザー「私が相手よ!ミサイルを喰らいなさい!」

地上ではレイナとタミーがアストロトレインと、フラッシュマンの5人はスタントロン部隊と
戦っていた。XNガイストを探すアストロトレインに、レイナはパワーライザーを操縦し、
肩部に内蔵されているミサイルを放った。

アストロトレイン「むぅぅ...ミサイルぐらいで俺は止まらんぞ!」
タミー「...だったら、これはどうかしら?」

ミサイルを受けたが、それではビクともしないアストロトレインに、タミーは
アストロトレインの眼を狙ってブラスターを撃った。ビームは目に命中する。

アストロトレイン「ぐぅぅ、眼が...!」
タミー「今よッ!」
レイナ@パワーライザー「天空宙心拳・蟷螂拳!」
アストロトレイン「ぐわぁ!」

眼の部分を撃たれて、アストロトレインが怯んだ隙にレイナは拳を連続で叩きつける技
「天空宙心拳・蟷螂拳」を繰り出し、アストロトレインはダウンするのであった。

タミー「やったわね!」
レイナ@パワーライザー「でも、戦いはまだ終わっていないわ。気を引き締めなくっちゃ!」

アストロトレインが倒れたので、タミーはガッツポーズを取るが、レイナは戦いがまだ終わっていないので
気を引き締めるのであった。

レッドフラッシュ「プリズムシューター!」
グリーンフラッシュ「グリーンバル!」
イエローフラッシュ「イエローバル!」
ブルーフラッシュ「プリズムボールッ!ハリケーン・ボルトッッ!!」
ピンクフラッシュ「プリズムブーツッ!ジェットキックッ!」

一方、スタントロン部隊と戦うフラッシュマンの5人は、それぞれ武器や技を
繰り出して攻撃する。

モーターマスター「ええい、ちょこまかと煩わしい!スタントロン部隊、合体だ!」

フラッシュマン5人の攻撃に怯んだ、スタントロン部隊のリーダーである参謀モーターマスターは
スタントロン部隊に号令を掛けて、合体兵士メナゾールとなる。
合体したメナゾールはサイクロンガンを撃ち、アイオナイザーソードを振り上げた。

グリーンフラッシュ「合体しやがった!」
レッドフラッシュ「だが、相手をしやすくなった。皆、ローリングバルカンだ!」
フラッシュマンの4人「「「「応ッ!」」」」

合体したメナゾールに対し、フラッシュマンの5人はそれぞれのバルを合体させて、
必殺のローリングバルカンを完成させる。

フラッシュマン一同「ローリングバルカン!」
レッドフラッシュ「イエローフラッシュ!サーチ!!」
イエローフラッシュ「OK!」
レッドフラッシュ「ローリングバルカン!!」

イエローフラッシュがメナゾールをサーチした後、ローリングバルカンから5色の
プリズムエネルギーを放ち、メナゾールを吹き飛ばした。

メナゾール「な...何て威力だ...」

ローリングバルカンの威力にメナゾールは倒れるのであった。ブレイバーズ、デストロン軍団、
ガイスターによる3つの陣営が混沌と争う中、ひっそりとその場から離れた者がいる事を
誰も気づかないのであった。


ホーマー、プテダーと戦っていたウルトラレイカー、ゴッドマックスの戦闘は
いよいよ終盤となった。

ゴッドマックス「ゴッドソニックバスター!」

ゴッドマックスは胸の鳥の口からリング状の光波を吐き出すと、リングを投げつけて
ホーマーとプテダーを拘束する。

ホーマー「う、動けねえ!」
プテダー「ちくしょう!外れねえぞ!」
ウルトラレイカー「今だッ!こいつを喰らえ!」

拘束されて身動きが取れないホーマーとプテダーにウルトラレイカーは胸部から
多数のミサイルを撃ちだす。ミサイルはホーマーとプテダーに命中し、そのダメージで
合体は解除され、元のガイスター四将に戻った。

ホーン「や...野郎!」
アーマー「合体が解けちまった!」
プテラ「くそっ!まずいぞ」
サンダー「うぅぅ...」
ウルトラレイカー「さぁ、お前達、観念しろ!」
ゴッドマックス「大人しく、罪を償え!」

ガイスター4将を捕まえようと、ウルトラレイカーとゴッドマックスは迫る。
だがそこへ、何処からかビームが放たれ、ウルトラレイカーとゴッドマックスは攻撃を受けた。

ウルトラレイカー「うわぁ!」
ゴッドマックス「今の攻撃は誰が...?」
???「俺達さ!」

ウルトラレイカーとゴッドマックスに攻撃したのは、ファイバードの宿敵である
宇宙皇帝ドライアスの部下、シュラとゾルだった。2人はギアナ高地での最終決戦の時に
乗り込んだメカ獣、ソドムとゴモラに乗って、多数のメカ獣を引き連れて現れた。

プテラ「何で、テメエら此処にいる!」
ゾル@ゴモラ「助けてやったのに、その言い草は何だよ」
シュラ@ソドム「俺達はドライアス様からの命令で来た。もしもガイスターがXNガイストを
 奪えないようであれば、手を貸してやれってな」
ホーン「余計なお世話だ!」  

シュラとゾルはプテラガイストにバード星に来た理由を聞くと、主であるドライアスの
命令で来た事を話す。ホーンガイストは助けられた事にプライドが傷つけられ、憤慨する。

ダイノガイスト「フン...ドライアスめ、余計な事を」
キングエクスカイザー「暗黒皇帝ドライアス...ファイバード達、宇宙警備隊の宿敵か。
 もしやXNガイストの事を教えたのは彼らなのか!」
ダイノガイスト「貴様には関係のない事だ!」

キングエクスカイザーはドライアスの部下が来た事について、XNガイストの情報を
ガイスターに教えたのは彼らではないかと、ダイノガイストに問い質すが、
ダイノガイストはドライアスに助けられた事に思う所はあるものの、キングエクスカイザーとの
戦闘を続けた。

ゴッドマックス「...確かに敵は増えたが、まとめてお前達を逮捕する!」
シュラ@ソドム「此処に来たのは俺達だけだと思ったか?」
ウルトラレイカー「何?」

現れたシュラとゾラも逮捕しようと意気込むゴッドマックスに、シュラは意味深な
発言をする。


カイザーズとガイスターの戦闘に、シュラとゾルが介入してきた一方、デストロン軍団と
ブレイバーズの戦闘に介入してくる者達が現れた。

???「久しぶりだねぇ。ロム・ストールのその仲間達!」
???「ちょっかい掛けに来たでえ!」
ケンリュウ「お前達はディオンドラにデビルサターン6!」
レイナ@パワーダイザー「それにギャンドラーの妖兵コマンダー!あなた達までバード星に来るなんて」
ロッド・ドリル「一体、どういう事だ!?」
デビルサターン6「決まっとるやろ?ワイら、ギャンドラーはドライアスはんと手を組んだんや!」

現れたのは、かつてロム達が戦った宇宙犯罪組織ギャンドラーの女幹部ディオンドラと
その手下デビルサターン6、そして配下である妖兵コマンダーのキャスモドンとザリオス、
ファルゴスの軍団を引き連れていた。ギャンドラーはロム達の活躍で壊滅したが、
黄泉還り現象によってギャンドラーは復活。そしてドライアスと同盟を結んだのである。

二代目シャイダー「宇宙犯罪組織ギャンドラー...確かマクーと並ぶ宇宙犯罪組織だったか。
 だったら、この宇宙刑事シャイダーが相手をしてやるぜ!」
レッドフラッシュ「貴様達に、XNガイストは渡さないぞ!」
ディオンドラ「それは、どうかしら」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「その口ぶり...まさか!?」

現れたギャンドラーの軍団に二代目シャイダーやレッドフラッシュらフラッシュマンも
身構えるが、ディオンドラの口ぶりに、ギリアムはある事態が頭に浮かんだ。

***バード星・銀河連邦警察内部***
外でドライアスの軍団やギャンドラーの介入が行われていた頃、銀河連邦警察内部にある
ギャバンの電子星獣ドルやシャイダーの次元戦闘母艦バビロスの様な巨大マシンを格納している
施設にギャンドラーの妖兵コマンダー、アシュラが潜入していた。

アシュラ「ふふふ...見つけたぞ。これがXNガイストという奴だな?」

アシュラの目的は外でドライアス軍団やギャンドラーがブレイバーズを引き付けている内に
施設に格納されているXNガイストを奪取する事だった。

アシュラ「次元転移装置を積んだ、このロボットを奪取したとなれば俺はコマンダーランキング1位だ!」
???「ほう...貴様もナンバー1を目指しているのか」
アシュラ「ああ...って誰だ!」

この作戦が成功すれば、ギャンドラーの内部で行われるコマンダーランキングで1位になれると
確信しているアシュラは1位になった自分を想像していると、背後から声を掛けられて振り返ってみると、
そこにいたのは外で戦っている筈のデストロン軍団の親衛隊「スウィープス」の1人、スカージだった。

スカージ?「ナンバー1になりたいという気持ちはよく分かる。だが、ナンバー1になるのは俺様だ!」
アシュラ「うわぁぁぁ!」

スカージから攻撃を受けてアシュラは倒れるのであった。そしてスカージはXNガイストを奪い、
外へと飛び出した。


飛び出したスカージ?は戦闘しているブレイバーズやG1メガトロン達の前に現れる。

スカージ?「手に入れたぞ!XNガイストを」
サイクロナス「スカージ!?いつの間にかいなくなったと思ったら、XNガイストを手に入れるとは
 よくやった!さぁ、メガトロン様に献上するのだ!」
スカージ?「献上?嫌だね。これこそ俺様の新たなボディに相応しい」
サイクロナス「何を言っているスカージ?メガトロン様に逆らうのか!」
G1メガトロン「待て、サイクロナス。貴様、スカージではないな?何者だ」

XNガイストを手に入れたスカージにサイクロナスはG1メガトロンに差し出す様に命令するが、
スカージは拒絶。スカージの様子がおかしい事に気が付いたG1メガトロンは正体を問い質す。

スカージ?「俺を忘れるとはヒドイなあ、メガトロン様...いや、メガトロン!」

その瞬間、スカージの背後に1体のトランスフォーマーの影が浮かび上がる。
その影こそ、サイクロナスの前任の航空参謀で、破壊大帝の地位を欲してG1メガトロンに
反逆したトランスフォーマー、初代スタースクリームの亡霊だった。

G1メガトロン「やはり、貴様だったか。スタースクリーム」
サイクロナス「スタースクリーム!?まさかスカージに憑りついていたのか」
スタースクリーム「その通り。俺様はそこにいるメガトロンが新破壊大帝ガルバトロンだった時、
 殺された。その後、亡霊となり宇宙を彷徨っていた時、このスカージに憑りついて
 デストロンN0.1の座を得る機会を伺っていた。そこへXNガイストという存在を知り、
 俺様の新たなボディにするべく、隙を見て手に入れたという訳だ!」

スタースクリームはスカージに憑りついていて、破壊大帝の地位を虎視眈々と狙っており、
XNガイストを自分のボディにしようとしていた事を話す。

ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「待て。システムXNは今、出力がとても不安定なのだ。
 ましてや私というコアを欠いた状態でシステムを起動させれば、どんな結果を巻き起こすか
 分からないぞ!」
スタースクリーム「上等だ。システムを制御し、俺様はデストロンのニューリーダーに、
 いや...全宇宙の支配者になってみせる!」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「イカン!奴を止めろ!」
スタースクリーム「もう遅い!」

スタースクリームはギリアムの警告を無視すると、スカージのスパークから
スタースクリームの霊体が飛び出し、XNガイストのボディと一体化した。
XN・スタースクリームの誕生である。なおスカージは気絶したまま、その場で倒れた。


XN・スタースクリーム「ふはははッ!やったぞ!ついに新しいボディだ!
 さて...早速肩慣らしと行こうか」

XN・スタースクリームは新たなボディを得た事で高笑いし、肩慣らしをしようと
システムXNを起動。瞬間的に転移を繰り返し、バード星に来ていたサイバトロンや
ブレイバーズ、デストロン軍団やシュラとゾルが連れてきたメカ獣、ギャンドラーの
妖兵コマンダーを無差別に攻撃した。

スカイリンクス「仲間達が...!?」
グリーンフラッシュ「トランスフォーマー達がやられた!」
ブルーフラッシュ「あんな瞬間移動で攻撃されたら、一たまりもないぞ!」

XN・スタースクリームによってサイバトロンの仲間が倒れていく様にスカイリンクスや
ショックを受け、グリーンフラッシュやブルーフラッシュも、システムXNの恐ろしさを
目の当たりにして戦慄する。

ゾル@ゴモラ「お、おい。連れてきたメカ獣がやられたぞ!」
シュラ@ソドム「こいつは予想外だ。これ以上巻き込まれない内に撤退だ!」

XN・スタースクリームにメカ獣を全滅させられたゾルとシュラを撤退して、
バード星から去った。

デビルサターン6「こんなの、聞いてまへんで!」
ディオンドラ「ちっ!私らもずらかるよ!」

シュラとゾルも撤退し、これ以上その場に留まる事は分が悪いと感じたディオンドラは
舌打ちしつつデビルサターン6に撤退の命令を下し、ギャンドラーもバード星から去るのであった。
その場に残されたのはブレイバーズとデストロン軍団、ガイスターだけとなった。

XN・スタースクリーム「すばらしい!この力されあれば、俺様は無敵だ!」
G1メガトロン「スタースクリーム...この愚か者めが!デストロン軍団、
 目標をスタースクリームに変更。奴を倒せ!」

XN・スタースクリームの所業に業を煮やしたG1メガトロンはデストロン軍団に
スタースクリームを攻撃するよう、命令を下す。

ダイノガイスト「エクスカイザー...今回は貴様との勝負は預ける。このダイノガイストを
 虚仮にした奴に罰を与えねばならん」
キングエクスカイザー「ならば、ダイノガイスト。ここは協力して...」
ダイノガイスト「貴様と手を取り合うつもりはない。戦うのなら、勝手にしろ。
 俺も勝手にやらせてもらう」

ダイノガイストもXN・スタースクリームに腹を立て、キングエクスカイザーとの
決着を諦めてXN・スタースクリームと戦う事を決めた。キングエクスカイザーは
共闘を求めるが、ダイノガイストは共闘する気は無く、単身XN・スタースクリームへ
立ち向かった。

ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「...こうなっては仕方がない。これ以上悪用されない内に
 システムXNは、破壊する!」

ギリアムはシステムXNの悪用を防ぐべく、破壊する事を決め、ブレイバーズも
XN・スタースクリームに立ち向かうのであった。


最初にXN・スタースクリームに仕掛けたのはG1メガトロン率いるデストロン軍団だった。

XN・スタースクリーム「メガトロン...ようやく貴様を破壊大帝の地位から引きずり落とす事が出来る」
G1メガトロン「スタースクリーム...本当に貴様は愚かな奴だ。死んでもなお、己の所業が無駄な事である事を
 学ばんとはな」
XN・スタースクリーム「減らず口を!デストロン軍団よ!俺に従うのであれば相応しい地位を用意してやるぞ!」
サウンドブラスター「ダマレ。ワレワレガシタガウノハ、メガトロンサマ、オヒトリノミダ!」
サイクロナス「誰が貴様に従うものか!」
XN・スタースクリーム「チッ!ならば、メガトロン共、あの世へ行け!」

XN・スタースクリームはシステムXNを起動させて、近くの小惑星を転移させて、隕石の雨を
降らせて攻撃した。その攻撃はブレイバーズやガイスターにも及ぼした。

ピンクフラッシュ「隕石が降ってきた!」
レッドフラッシュ「これが、システムXNの力か...」
二代目シャイダー「こんなんじゃ、バード星がもたねえぜ!」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「早く奴を止めねば...」
ケンリュウ「ならば、行くぞ。パイル・フォーメイション!」

隕石の雨に皆が怯む中、ケンリュウはバイカンフーを呼び出して合身した。
バイカンフーはすかさず、パンチやキックを繰り出して、落ちてくる隕石を破壊していく。

レイナ@パワーダイザー「流石、兄さん!」
ロッド・ドリル「助かったぜ、ロム!」
ブルー・ジェット「今の内に攻撃だ。ロム」
バイカンフー「ああ、合わせてくれ。ジェット!」

隕石を蹴散らした後、バイカンフーとブルー・ジェットはXN・スタースクリームの前後に回ると
2人は天空真剣の抜刀術である鎌鼬を仕掛ける。

バイカンフー「天空真剣奥義・重ね鎌鼬!」
ブルー・ジェット「斬り捨て御免!」
XN・スタースクリーム「ぐぅぅぅ...なかなかやるじゃないか。だが、まだまだ負けんぞ!」

2つの鎌鼬を前後から斬りつけられ、XN・スタースクリームはダメージを負うが、
致命傷にはならず、反撃してバイカンフーとブルー・ジェットを殴りつける。

レッドフラッシュ「ロム達を援護だ!」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「グラビトン・ランチャー、シュート!」
XN・スタースクリーム「チッ!鬱陶しい奴らだ」

反撃したXN・スタースクリームに、フラッシュマンやギリアムはプリズムシューターや
グラビトン・ランチャーで応戦した。


ホーン「あいつ等に獲物を横取りされてたまるか。ショルダーブレイカー!」
アーマー「ヒートスパイク!」
プテラ「プテラウィング!」
サンダー「サンダーホーン!」
XN・スタースクリーム「...小癪な!」

ブレイバーズから攻撃を受けるXN・スタースクリームにガイスター4将もそれぞれの
必殺技を畳み掛けてきた。衝撃波や高熱、強風に電撃と受け続けて、XN・スタースクリームの
ダメージは蓄積されていく。

ウルトラレイカー「ガイスターに負けてなるものか!」
ゴッドマックス「ゴッドバードアタック!」

ガイスター4将に負けじとウルトラレイカー、ゴッドマックスも攻撃。ゴッドマックスは
必殺技の「ゴッドバードアタック」で突撃した。

XN・スタースクリーム「うぅ...」
キングエクスカイザー「攻撃はまだ終わりではないぞ。サンダーフラッシュ!」
ダイノガイスト「終わりだ。ダークサンダーストーム!」
XN・スタースクリーム「うわぁぁぁぁあぁ!」

これまでの攻撃で瀕死の状態となったXN・スタースクリームにトドメの一撃として、
キングエクスカイザーは必殺の「サンダーフラッシュ」で背後を斬りつけ、
ダイノガイストは正面から「ダークサンダーストーム」で黒い雷を放つ。
強力な2つの必殺技を受けて、ついにXN・スタースクリームは地に伏せた。

トリプル・ジム「やりました!スタースクリームを倒しました」
XN・スタースクリーム「お...俺は...無敵のボディを手に入れたんだ!
 な、なのに、何で俺が負けるんだ!?」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「それは、貴様がシステムXNを使いこなせていないからだ」
XN・スタースクリーム「...せ、せっかく黄泉還ったんだ。こんな所で終わってたまるか!」

倒れたXN・スタースクリームだが、それでも立ち上がり、最後の悪あがきと云わんばかりに
システムXNの力を最大限の発揮させると、バード星に先程の隕石の雨とは比べものにならない程の
巨大な隕石を出現させた。このままでは確実にバード星は大ダメージを受ける事になる。

ゲーター「あ、あんな隕石、どないしたらええんや...(汗」
XN・スタースクリーム「ハハハハッ!全員、この星と共に滅びろ!」

隕石の出現にスターコンドルのブリッジにいるゲーターは大いに慌てる。XN・スタースクリームは
隕石を出現させた後、ボロボロのボディとなっていたが、巻き込まれないように上空へと逃げ出した。


レッドフラッシュ「ギリアム少佐。ここは我々に任せて、スタースクリームを追ってくれ」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「しかし...」
キングエクスカイザー「システムXNの事は君が決着を着けるんだ」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「分かった。後は頼む」
シーマ王女「スターコンドルで追跡します。少佐は乗って下さい!」
ゲーター「全速力で追いかけまっせ!」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「了解した。これより、スターコンドルに乗艦する」

レッドフラッシュやキングエクスカイザーから逃亡したXN・スタースクリームの追跡を
任されたギリアムは、最初は戸惑うものの、システムXNと決着を着ける為にも追跡をする事を決め、
追いかけるべくスターコンドルに乗艦。ギリアムの乗ったゲシュペンストMKⅡが乗った事を
確認すると、スターコンドルはすぐさま飛び去った。

レッドフラッシュ「俺達は一人でも多くの人々を避難させるんだ」
フラッシュマン4人「「「「応!」」」」
タミー「私たちも避難活動を手伝うわ!」
レイナ@パワーダイザー「任せて。行くわよ、ジム」
トリプル・ジム「はい。お嬢様」

スターコンドルが飛び去り、フラッシュマンやタミー、レイナ、トリプル・ジムは
隕石の脅威からバード星に住む人々を救おうと避難活動を始める。

サウンドブラスター「イカガサレマスカ?メガトロンサマ」
G1メガトロン「この星がどうなろうと余の知った事ではないが、このまま奴の
 思い通りになるのは癪だ。これよりデストロン軍団は隕石の破壊を行うのだ!」
サイクロナス「ハイル・メガトロン!」

G1メガトロンはバード星がどうなろうと関係なかったが、XN・スタースクリームの
思い通りになるのが気に食わなかったので隕石の破壊を優先する事に決めた。

ダイノガイスト「...」
キングエクスカイザー「ダイノガイスト、今は一人でも多くの協力が必要なんだ。
 手を貸してくれ」
ホーン「何だとッ!?」
プテラ「ダイノガイスト様、エクスカイザーの言う事なんざ無視して早くこの場を逃げましょう!」
アーマー「このままじゃ、隕石に潰れちゃいますよ!」

隕石を破壊する為に、エクスカイザーはダイノガイストに協力を要請した。ガイスター4将は
この場から撤退する事をダイノガイストに提案する。

ダイノガイスト「...確かにこのままでは、この星と運命を共にする。逃げ出すのが良いのだろうな。
 だが、そこにいるデストロンの破壊大帝同様、あのトランスフォーマーの思い通りにいくのは
 我慢ならん。それに貴様との勝負を預けたままだしな」
キングエクスカイザー「ならば...」
ダイノガイスト「お前達、あの隕石を破壊するぞ!」
ガイスター4将「「「「えぇ~~!?」」」」
ダイノガイスト「俺に文句があるのか?」
プテラ「い、いえ。文句なんかありません!」
ホーン「おいお前ら、死ぬ気で破壊するぞ!」
アーマー「応!」
サンダー「オ、オレぶっ壊す!」

ダイノガイストは少し思案した後、エクスカイザーの協力要請を受け入れ、ガイスター4将に
隕石の破壊を命じる。ダイノガイストからの命令に、ガイスター4将は驚くが、ダイノガイストから
睨まれると、すぐに命令を実行しようと迫る隕石に向かった。

キングエクスカイザー「各々、強力な攻撃で隕石を砕く。そして砕けた破片は可能な限り破壊し、
 少しでも地上への被害を食い止めるんだ」
二代目シャイダー「了解、それじゃバビロス!」

キングエクスカイザーから作戦の内容を伝えられ、シャイダーは隕石を破壊するべく、
次元戦闘母艦バビロスを呼び出す。呼び出されたバビロスは必殺ガン形態のシューティング
フォーメーションとなった。

G1メガトロン「あの艦は銃に変形するのか。ならばサイクロナス、余の引き金を引くことを許す!」
サイクロナス「ハッ!」

バビロスがシューティングフォーメーションとなったのを見て、G1メガトロンもワルサーP38に変形し、
サイクロナスは、その持ち手を命じられた。

キングエクスカイザー「では、行くぞ。ギャザウェイビーム!」
ダイノガイスト「ダイノホーンブレイカー!」
二代目シャイダー「ビッグ・マグナム!」
G1メガトロン「引けぇい!」

ズギューン!バギューン!ダダダダダッ!

キングエクスカイザーの号令で各機は一斉に攻撃を開始。隕石は見事砕けると、
砕けた破片は、バイカンフー達マシンロボやデストロン軍団、ガイスター4将が破壊していった。
その結果、どうにかバード星が壊滅されるのは阻止されるのであった。


***バード星・上空***

ブレイバーズ、デストロン軍団、ガイスターによって隕石の衝突を防いだその頃。
遥か上空へとXN・スタースクリームは満身創痍の状態ながら逃げ延びた。

XN・スタースクリーム「くぅ...早くこの星を脱出してボディを修復しなければ...」
???「そこまでだッ!」
XN・スタースクリーム「―!」

しかし、XN・スタースクリームの前にスターコンドルが現れ、ギリアムの乗ったゲシュペンストMKⅡが出撃する。

ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「観念しろ。システムXNを引き渡すのであれば、命までは取らない」
XN・スタースクリーム「チィッ!追いついてきやがったか。せっかく手に入れた力を手放せるものか!」
G1メガトロン「何処へ行く!スタースクリーム」

ギリアムから逃れようとXN・スタースクリームは反対方向へ逃げ出そうとするが、
G1メガトロン率いるデストロン軍団が追いつき、進路を防いだ。

ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「システムXNを破壊する」
G1メガトロン「貴様はここで終わりだ。喰らえッ!」
XN・スタースクリーム「メガトロォォォン!」

追い詰められたXN・スタースクリームはG1メガトロンに向けてミサイルランチャーを
撃とうとするが、それよりも速くゲシュペンストMKⅡはグラビトン・ランチャーを、
G1メガトロンは右腕の融合カノン砲を同時に放った。ボディとなったXNガイストには
自己修復機能が備わっているが、先程の戦闘でのダメージにより修復は追いつかず、
さらに2つの強力な攻撃により、ついにダメージが限界となり爆発した。
だが、突然謎の戦闘機が出現し、ロボットの姿に変わると爆発で崩れ落ちる
XN・スタースクリームの上半身であり、システムXNのコア部分を回収した。

シーマ王女「なんだあのロボットは!?」
ゲーター「レーダーに引っかからず、突然現れたで!?」

スターコンドルのブリッジにいるシーマ王女もゲーターも謎のロボットの登場に
困惑する。

G1メガトロン「貴様、トランスフォーマーか?スタースクリームをどうするつもりだ」
???「答えるつもりはない。だが、こいつは回収させてもらう」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「その上半身はシステムXNのコア部分だ。奪わせはしない!」
???「そうはいかない。フォースチップ・イグニッション!」

G1メガトロンやギリアムは謎のトランスフォーマーが何者なのか問い質すが、謎のトランスフォーマーは
質問に答える気は無く、トランスフォーマーの力を引き出すフォースチップを左腕の盾に挿入すると、
「ブラインドアロー」という弓へと展開させ、周囲を攻撃する。

その隙を突いて、謎のトランスフォーマーは何処かへとワープして、その場から消えていた。

ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「ワープして逃げたか。奴は何処に...?」
G1メガトロン「ムゥ...スタースクリームも消え、目的のシステムXNが手に入る事が
 出来なくなった今、この星に用は無い。デストロン軍団、撤退だ!」

謎のトランスフォーマーとXN・スタースクリームがいなくなり、これ以上バード星にいる
理由が無くなったG1メガトロンはデストロン軍団に命令を下し、バード星から撤退した。

ゲーター「デストロンが皆、逃げはったけどよろしかったんでっか?」
シーマ「仕方がありません。戦闘の続きで、こちらにも損害が出ています。
 他のブレイバーズの皆さんと合流しましょう」
ギリアム@ゲシュペンストMKⅡ「システムXNが奪われてしまった...取り戻さなければ」

デストロン軍団が撤退するが、現状追うのを断念し、シーマ王女達は他のブレイバーズと
合流する事を決める。ギリアムはシステムXNを奪われ、早く取り戻さなければと心に誓うのであった。


***銀河連邦警察本部・長官室***

合流したギリアム達はソフィ長官らに事の顛末を報告した。長官室にはベン博士、舟、
シーマ王女など主だったメンバー、長官室には入れないのでモニター越しでエクスカイザーが
参加している。なお隕石の衝突を防いだ後、ガイスター達もいつの間にか消えていた。

ベン博士「システムXNが奪われてしまうとは...。奪ったというトランスフォーマーは
 デストロンではないのか?」
ギリアム「いえ。どうやらデストロンとも敵対しているようでした」
ソフィ長官「ギリアム少佐の報告を聞いて、サイバトロン軍に問い合わせた所、該当する
 トランスフォーマーがいたわ」

ギリアムから報告を受けたソフィ長官はモニターを操作して、1体のトランスフォーマーの
画像をギリアム達に見せた。

ソフィ長官「このトランスフォーマーの名はノイズメイズ。セイバートロン星がグランドブラックホールに
 飲み込まれようとした事件の時に、暗躍していた別次元にある惑星プラネットXのトランスフォーマーよ」

ソフィ長官はモニターに映っていたトランスフォーマー・ノイズメイズの説明をする。 

シーマ「確かに、このトランスフォーマーだったわ」
ソフィ長官「そして恐らく、ノイズメイズにスタースクリームを回収する様命じたのは
 こいつよ」

ソフィ長官は更にモニターを操作すると、画面に現れたのはスタースクリームそっくりの
トランスフォーマーだった。

舟「こいつはスタースクリームじゃないか。最初からノイズメイズに回収する様に指示を出していたのか?」
ソフィ長官「いえ。システムXNと一体化していたスタースクリームとは別の...グランドブラックホールの
 事件で、デストロンのマスターガルバトロンに反旗を翻したスーパースタースクリームよ」
ジン「どういう事ですか?」

ソフィ長官の説明に、ジンは疑問を挟む。ノイズメイズにシステムXNの回収を指示したのは
グランドブラックホールの事件の時にデストロンの真破壊大帝マスターガルバトロンを裏切った
スーパースタースクリームというXN・スタースクリームとは別のトランスフォーマーである事を説明する。

舟「トランスフォーマーっていうのは、同じ名前の奴が多すぎてややこしいな」

スタースクリームの様に同じ名前のトランスフォーマーが数多くいる事に、舟は
頭を痛めるようなポーズをする。

ベン博士「とにかく、システムXNの行方は掴めているのかね?」
ソフィ長官「現在、2名のサイバトロン軍がスーパースタースクリームを追っている任務を
 遂行中よ。彼らに詳細を伝えて任せるしかないわね」
ギリアム「そうですか...」

ベン博士がシステムXNの行方についてソフィ長官を訪ねると、現在スーパースタースクリームは
サイバトロンの2名の兵士が行方を追っている事を話す。話を聞いて、ギリアムは少しばかり
気を落とす。

ジン「気を落とさないで下さい。ギリアム少佐」
舟「見つけて、今度こそ決着をつければいいだけですよ」
ギリアム「...そうだな。すまない、おかげで元気づけられたよ」

気を落としたギリアムにジンや舟が励まし、ギリアムは元気づけられた。

シーマ「そしてメガトロン率いるデストロンやガイスターもバード星から撤退しましたが、
 その後の彼らの行方は?」
ソフィ長官「デストロンに関してはサイバトロンが行方を追っています。ガイスターに
 ついてはエクスカイザーから話があります」

撤退したデストロンやガイスターについてシーマ王女が質問すると、デストロンは
サイバトロンが追っている事を話、ガイスターについてはエクスカイザーに話を振った。


エクスカイザー「ダイノガイスト達、ガイスターは地球へ向かっています」
ギリアム「地球へ...!」

通信越しでエクスカイザーはギリアム達にガイスターが地球へ向かっている事を話す。
何故、地球へ向かっているのかが分かったかというと、話は隕石を止めた直後に遡る。

***回想***

隕石の衝突を止め、ブレイバーズ達は束の間に喜びを感じる中、メガトロン達デストロン軍団は
すぐさまXN・スタースクリームを追って空へと飛んだ。そしてダイノガイスト達ガイスターも
バード星から撤退しようとしていた。

キングエクスカイザー「ダイノガイスト...!」
ダイノガイスト「エクスカイザー...俺達は地球へ向かう」
キングエクスカイザー「何だとッ!?」
ダイノガイスト「この星に来るまでに耳にしたが、地球には時空クレバスを制御する装置が
 開発しているそうだな」
キングエクスカイザー「―!」

ダイノガイストはキングエクスカイザーに地球へ向かう事を宣言する。バード星に来るまでの間、
ダイノガイストは地球で時空クレバス制御装置ディオドスシステムの開発が行われている事を噂で耳にし、
システムXNが現状、手に入らないと分かった今、ディオドスシステムを狙いに定めたのであった。

ダイノガイスト「あの星こそ、俺たちの決着に相応しい場所だ。今度は万全の状態で
 俺に掛かってくるが良い。さらばだ!」
キングエクスカイザー「待て、ダイノガイスト!う...」

空へ飛び立つダイノガイストとガイスター4将を追おうとするが、やはりダイノガイストとの
戦闘は、キングエクスカイザーには負担が大きく、あちこちから火花が発生し、膝をついて
倒れてしまう。そしてガイスターは空へと消えていった。

***回想終了***

エクスカイザー「...詳細は以上です」
ギリアム「地球のディオドスシステムが知られてしまうとは...」
ソフィ長官「ギリアム少佐はそろそろ地球へ帰還するので、その際、エクスカイザー達
 カイザーズはガイスターを追って地球へと向かって欲しいのです」

エクスカイザーからの報告を聞き終えると、ソフィ長官はギリアムの地球への帰還に同行する形で
カイザーズに地球へ向かう任務を与える。

ギリアム「了解しました。地球へ帰還した際にはガイスターについてもブレイバーズに報告します」
エクスカイザー「ギリアム少佐。よろしくお願いします」
舟「俺も任務で地球へ行く事になるかもしれないが、その時はよろしく頼むぜ」
ジン「地球の事はよろしくお願いします。出来れば俺達フラッシュマンも地球へ行きたいのですが、
 この広い宇宙、GショッカーやETFによって支配されている星は、まだまだ数多くあるので
 これからも彼らの為に戦います」
ベン博士「地球にはスピルバン達が今も戦っている。こちらは元気でやっていると伝えてくれ」
ギリアム「了解した。君たちも宇宙の方を頼む」

舟やジンから地球の事を託され、ベン博士からスピルバン達へのメッセージを頼まれた
ギリアムはエクスカイザーらカイザーズと共に地球へ向かうのであった。


***外宇宙・とある惑星***

ギリアムとカイザーズが地球へ向かった頃。とある無人の惑星にバード星からワープしてきた
ノイズメイズと上半身だけとなったXN・スタースクリームが現れた。

XN・スタースクリーム「...こ、ここは?」
ノイズメイズ「我々のアジトだ。ここにあんたを連れてこいと言った御方が待っている」
XN・スタースクリーム「だ、誰だ?」
???「私だ」

ノイズメイズとXN・スタースクリームの前に現れたのは、とても巨大なトランスフォーマーだった。
スーパースタースクリームである。その傍らにはノイズメイズと同じプラネットXのトランスフォーマーである情報参謀サウンドウェーブが控えていた。

スーパースタースクリーム「私の名はスーパースタースクリーム。初代メガトロンの片腕だった
 初代スタースクリームのあなたに会えて光栄だ」
XN・スタースクリーム「俺と同じスタースクリームか...。助けてもらったのは
 ありがたいが、何が目的だ」
スーパースタースクリーム「同じスタースクリームの名を冠する者なら分かるだろう?
 全宇宙を支配下に置いて君臨する事。その為にはそのシステムXNが必要だ」

スーパースタースクリームは傷ついたXN・スタースクリームに近づくと、

敬意を払うかのように話し、助けた目的を告げる。

スーパースタースクリーム「そのボロボロのボディでは、何も出来はしない。あなたには
 俺が必要な筈だ」
XN・スタースクリーム「...そうだな。まずはボディを修復しなけらばならない。
 その為、貴様の厄介になろう。」
スーパースタースクリーム「ああ。そしてボディが完全に修復された時には、共に栄光を掴もう」
XN・スタースクリーム「応。(待っていろ、メガトロン。必ず貴様を破壊大帝から引きずり落としてやる)」
スーパースタースクリーム「(システムXN...私の野望の為に役だってもらうぞ)」

ここに2人のスタースクリームの間に同盟が結ばれた。システムXNが彼らの手に落ちた中、
果たして、この先の戦いはどうなるのか。まだ誰も知らない...。


○ギリアム→ゲシュペンストMk-2に乗って、デストロンやガイスターと戦う。戦闘後、地球へ帰還する。
○ベン博士→バード星に集まったブレイバーズを出迎える。
○二代目シャイダー→G1メガトロンと戦闘する。バビロスで隕石を破壊する。
○タミー→アストロトレインと戦闘する。
○ソフィ長官→カイザーズに地球へ行く任務を命じる。
○レッドフラッシュ→スタントロン部隊と戦闘し、合体したメナゾールをローリングバルカンで倒す。
○グリーンフラッシュ→スタントロン部隊と戦闘し、合体したメナゾールをローリングバルカンで倒す。
○ブルーフラッシュ→スタントロン部隊と戦闘し、合体したメナゾールをローリングバルカンで倒す。
○イエローフラッシュ→スタントロン部隊と戦闘し、合体したメナゾールをローリングバルカンで倒す。
○ピンクフラッシュ→スタントロン部隊と戦闘し、合体したメナゾールをローリングバルカンで倒す。
○シーマ王女→スターコンドルでXN・スタースクリームを追跡する。
○ゲーター→スターコンドルでXN・スタースクリームを追跡する。
○ロム→G1メガトロンと戦闘する。
○レイナ→アストロトレインと戦闘する。
○ブルー・ジェット→サイクロナス率いるスウィープスやXN・スタースクリームと戦闘する。
○ロッド・ドリル→デバスターと戦闘する。
○トリプル・ジム→ブリッツウィングと戦闘する。
○スカイリンクス→サイクロナス率いるスウィープスと戦闘する。
○エクスカイザー→キングエクスカイザーとなり、ダイノガイストと戦闘する。戦闘後、地球へ向かう。
○レイカーブラザーズ→ウルトラレイカーに合体し、ガイスターと戦闘する。戦闘後、地球へ向かう。
○マックスチーム→ゴッドマックスに合体し、ガイスターと戦闘する。戦闘後、地球へ向かう。
○ロミナ姫→ブレイバーズとしてバード星に訪れる。
○ジョウ→ブレイバーズとしてバード星に訪れる。
●G1メガトロン→二代目シャイダーやロムと戦闘する。隕石を破壊した他、XN・スタースクリームを攻撃する。
●サウンドブラスター→部下のカセットロンに命令を下して、ゲシュペンストMKⅡと戦闘する。
●コンドル、ジャガー→ゲシュペンストMKⅡと戦闘する。
●サイクロナス→ブルー・ジェットと戦争する。
●スカージ→スタースクリームの亡霊に憑りつかれていた。スタースクリームが離れた後、気を失う。
●スタントロン軍団→メナゾールに合体し、フラッシュマンと戦闘するが敗北する。
●ビルドロン師団→デバスターに合体し、ロッド・ドリルと戦闘する。
●アストロトレイン→レイナやタミーと戦闘する。
●ブリッツウィング→トリプル・ジムと戦闘する。
●初代スタースクリーム→スカージに憑りついていたが、XNガイストをボディにして
 XN・スタースクリームとなる。ブレイバーズとの戦闘で満身創痍の状態となるが、
 ノイズメイズに助けられ、スーパースタースクリームと手を結ぶ。
●スーパースタースクリーム→ノイズメイズに命じてXN・スタースクリームを助け、手を結ぶ。
●ノイズメイズ→XN・スタースクリームを助ける。
●サウンドウェーブ→スーパースタースクリームの傍に控える。
●ダイノガイスト→キングエクスカイザーと戦闘する。XN・スタースクリームと戦闘したり
 隕石を破壊する。戦闘後、地球へ逃亡する。
●ガイスター4将→ウルトラレイカーやゴッドマックスと戦闘する。ダイノガイストに命じられ隕石を破壊し、地球へ逃亡する。
●シュラ→ドライアスの命でガイスターを助けるが、メカ獣が全滅したので撤退する。
●ゾル→ドライアスの命でガイスターを助けるが、メカ獣が全滅したので撤退する。
●ディオンドラ→妖兵コマンダーを引き連れ、システムXNを狙うが撤退する。
●デビルサターン6→妖兵コマンダーを引き連れ、システムXNを狙うが撤退する。
●アシュラ→XNガイストを狙って、銀河連邦警察本部に潜入するが、初代スタースクリームの攻撃を受ける。
●キャスモドン→軍団で現れるが、XNスタースクリームに倒される。
●ザリオス→軍団で現れるが、XNスタースクリームに倒される。
●ファルゴス→軍団で現れるが、XN・スタースクリームに倒される。


【今回の新規登場】


○ギリアム・イェーガー少佐/アポロン/ヘリオス(バンプレストオリジナル)
地球連邦軍情報部所属の軍人。冷静沈着で義理堅い性格だが、感情的に熱くなり易く意外にノリが良い。
実はライダー大陸・ウルトラ大陸・ガンダム大陸が存在する惑星エルピスの住人で、予知能力があるため暗雲に包まれた世界の未来を憂いテロリスト組織を一つにまとめあげ、『アポロン総統』を名乗って
ヒーロー達と戦った。その性急過ぎるやり方が間違っていることを自覚しながらも他の手段を探れず苦しんでいた。
最後の戦いで禁断の機動兵器XNガイストは大破し、ヘリオス要塞と運命を共にしたがコアである次元転移装置システムXNで平行世界に飛ばされてしまう。元いた世界で犯した罪を償うべく、様々な世界を彷徨う運命を背負った男。
帰るためにテスラ・ライヒ研究所でシステムXNを修復したが、シャドウミラーに目を付けられ隊長ヴィンデル・マウザーの乗機ツヴァイザーゲインに組み込まれてしまい、悪用を防ぐため、二度と帰れないことを覚悟して自らの手でシステムXNを破壊したが………。
愛機はゲシュペンストとその後継機など。等身大の敵と戦う場合はパーソナル転送システムでパワードスーツとして呼び出し搭乗している。

○ベン博士/ドクターバイオ(時空戦士スピルバン)
クリン星の天才科学者でスピルバンとヘレンの父親。生命工学の宇宙的権威だったゆえにワーラー帝国に連行され、バイオ軍団を率いる帝国の幹部、『ドクターバイオ』に洗脳・改造されてしまう。改造直前に娘ヘレンの姿を見ていたためか、姿は変わってもヘレンにだけは父親としての優しさを保ち続けていた。
反面息子スピルバンへの愛情は切捨てられ、崇拝するワーラーに盾突く不届き者として幾度も命を狙う。遂には自らバイオロイド・バイオに変身して出撃、死闘の末爆炎に消える。
後にとあるアクシデントにより元の姿に戻り、記憶を取り戻した。スピルバン達を助けようとパンドラ生命機械人に決死の覚悟でウィルス菌を注入し、活路を開いて殺された。
スピルバンがパンドラを倒したと同時に彼らは別の次元へ飛ばされ、そこの平和なクリン星に妻アンナ達と無事に生きていた。

○烏丸舟/二代目シャイダー(宇宙刑事NEXT GENERATION)
銀河連邦警察に所属する宇宙刑事で、沢村大からシャイダーのコードネームを受け継いだ。
新世代の宇宙刑事の中では一番の年長者。捜査中にも関わらずナンパするなど軽い性格だが、
刑事としての能力は実に優秀で、公私ともにパートナーであるタミーと共に数々の事件を解決してきた。

○タミー(宇宙刑事NEXT GENERATION)
舟の相棒である女宇宙刑事。かなり思い込みが激しい性格で、舟とコンビを組むだけでなく、プライベートでも付き合う仲。
かつて星間戦争で滅びた好戦的な種族ウトゥルッサ星人の生き残り。産まれた時に付けられる
「平和の誓いのブレスレット」をいつも腕に着けている。非常に高い戦闘能力を持っている。

○ソフィ長官(宇宙刑事NEXT GENERATION)
新任の銀河連邦警察長官。若手時代はギャバンに師事していた。厳格な性格だが、時折茶目っ気に溢れた言動も見せる。密かにスペース・スクワッド結成を計画しており、バンの推薦で撃が単独でデカレンジャー達と接触して協力するよう仕向けて、キャプテンに相応しいかの試験をし、撃をスペース・スクワッドのキャプテンに任命した。

 

○ジン/レッドフラッシュ(超新星フラッシュマン)
強い使命感を持つフラッシュマンのリーダー。3歳の時にサー・カウラーらに誘拐されたため少しだけ当時の記憶が残っている。
フラッシュ星系の母星・フラッシュ星に遭難したエイリアンハンター船が不時着したため、フラッシュ星人に育てられ彼らの科学と厳しい修行によって一人前の戦士に成長した。剣術に特に優れており、フラッシュ聖剣で戦う。

○ダイ/グリーンフラッシュ(超新星フラッシュマン)
乳児の頃エイリアンハンターに誘拐され、フラッシュ星の衛星グリーンスターで育つ。筋力・特に腕力に優れ、拳闘技で戦い、変身前もナックルガードをはめている。プリズムカイザーから繰り出すパンチ系の技で戦う。ぶっきらぼうに思われがちだが、自然を愛し、非常に仲間思いな性格の青年である。

○ブン/ブルーフラッシュ(超新星フラッシュマン)
乳児の頃エイリアンハンターに誘拐され、フラッシュ星の衛星ブルースターで育つ。過酷な環境で育ったためサバイバリティ能力に優れ、身軽で垂直の壁もスイスイ登ることができる。手裏剣スターダーツと全身を包み込むプリズムボールが武器。

五人の中で一番お子様な性格をしており、また女性にはめっぽう弱い。

○サラ/イエローフラッシュ(超新星フラッシュマン)
乳児の頃エイリアンハンターに誘拐され、フラッシュ星の衛星イエロースターで育つ。 極寒世界で育ったため寒さに強く、プリズムバトンで吹雪を発生させて戦う。
五人中唯一人、実の両親を見つけることができ、母星に帰れば恋人ミランがいるという、結構幸せ者だったりする。洞察力・分析力に優れた参謀役。 

○ルー/ピンクフラッシュ(超新星フラッシュマン)
乳児の頃エイリアンハンターに誘拐され、フラッシュ星の衛星ピンクスターで育つ。 超重力世界で育ったため地球の重力程度なら何のその、空中散歩も自在である。
それを活かしたプリズムブーツで空中を浮遊するトリッキーな動きで戦う。かなりの食いしん坊だが料理を作るのは苦手である。

○王女(副官)シーマ(電撃戦隊チェンジマン)
星王バズーに滅ぼされたアマンガ星の王女。大星団ゴズマの戦闘員に組み込まれ、ギルーク司令官の片腕として働いていた。修羅と化した間に声色も男のような声で喋っていたが、
捨て駒にされそうになりゴズマを裏切る決心をする。彼女を思いやるブーバの命を賭した行動により仮死状態とされてから本来の心と姿を取り戻した。以後はチェンジマンたちと
一緒に行動し、最後までゴズマと戦った。宇宙獣士ウーバの母乳で育った過去があるため、人間の女性と変わらない今の姿が本来のものかは不明である。

○航海士ゲーター(電撃戦隊チェンジマン)
ナビ星出身のひょうきんな宇宙人。大星団ゴズマの戦艦ゴズマードで航海士として働いていたが、母星から来た妻や息子の説得で心を痛め、二人目の子供をこの手に抱きたいという父親の一念で奮起、
ゴズマを裏切ってチェンジマンたちと一緒に戦った。何故か関西弁を喋る。

○ロム・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲)
クロノス星のヒューマノイドであるクロノス族族長キライ・ストールの息子にして天空宙心拳継承者。狼の紋章を持つ剣「剣狼」に選ばれた者であり、
宇宙犯罪組織ギャンドラーに謀殺された父の意志を継ぎ、ケンリュウ、バイカンフーとなってギャンドラーと戦った。兄ガルディから託された剣狼の
兄弟剣「流星」との二刀一刃で首領ガデスを倒し、レイナらと共に暗黒に支配された世界を救うべく旅立つ。

○レイナ・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲)
ロムの妹で同じく天空宙心拳の使い手であり、お転婆で気が強い。兄のロムに多大な信頼を寄せているためかやや甘えが抜けていない。
彼女もまた剣狼に選ばれし者であり、力を使いこなすことができる。

○ブルー・ジェット(マシンロボ クロノスの大逆襲)
クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身で剣術の達人。天空宙心拳の派生と思われる天空真剣の使い手。性格はニヒルで渋く、
サングラスをかけているような顔をしている。「ジェーット!」の口癖でジェット戦闘機に変形する。

○ロッド・ドリル(マシンロボ クロノスの大逆襲)
クロノス星のロボット生命体・バトル族出身で天空宙心拳の使い手。ドリル戦車に変形する。
力自慢で格闘能力に優れ言動はやや幼く、ひょうきんかつ明るい性格。レイナにほのかな好意を寄せている。

○トリプル・ジム(マシンロボ クロノスの大逆襲)
クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身でレイナの従者。ロボットからスーパーカー、ヘリコプターへと多段変形できる。
性格は真面目でやや気が弱いため、活発で活動的なレイナに振り回されがち。彼女を「レイナお嬢様」と呼ぶ。

 

○星間輸送兵スカイリンクス(トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010)
自称・空飛ぶ山猫。自信家であり、一人称は「我輩」。スペースシャトルからドラゴンのような形態に変形、さらに上下に分かれて始祖鳥型と山猫型に分離でき、
戦闘能力・ 知能ともにかなり高い。コンボイの遺体を復活させるため、クインテッサ星人の一人を乗せて宇宙ペスト事件解決に大活躍したことも。

○エクスカイザー(勇者エクスカイザー)
善なるエネルギー生命体・宇宙警察カイザーズのリーダー。地球へ逃げ込んだガイスターを追って来訪、星川家の自動車に融合した。恐竜博覧会の事件で星川コウタ少年に正体を話し、
彼に通信機となるカイザーブレスを贈ってかけがえのない友人となる。異次元空間から呼び出すキングローダーと合体して「キングエクスカイザー」に、ドラゴンジェットと合体して
「ドラゴンカイザー」になれる。さらに彼らの祖先がナスカの地上絵に遺した力を得て新しいカイザーソードを手に入れ、「超巨大合体グレートエクスカイザー」に多重合体できるようになる。
ダイノガイストとの死闘及びガイスター逮捕により地球での任務を終え、コウタに別れを告げて宇宙へ帰って行った。現在はサイバトロンが用意した星川家の車と同タイプの車に融合している。

○ブルーレイカー/ウルトラレイカー(勇者エクスカイザー)
宇宙警察カイザーズに所属する、善なるエネルギー生命体の双子の兄。地球で東海道新幹線に融合したが、そのせいで乗客を運ぶのに大忙し。お盆や正月など乗客が増える時期は何と出動できない時もあった…。
足の裏にあるローラーダッシュを駆使して身軽に素早く行動できる。弟のグリーンレイカーと息の合ったコンビネーション技を得意とし、合体して「左右合体ウルトラレイカー」になれる。地球の新幹線という乗り物を気に入り、現在はサイバトロン・トレインボットたちが用意してくれた同型ボディに融合している。

○グリーンレイカー/ウルトラレイカー(勇者エクスカイザー)
宇宙警察カイザーズに所属する、善なるエネルギー生命体の双子の弟。地球で東北新幹線に融合したが、そのせいで乗客を運ぶのに大忙し。お盆や正月など乗客が増える時期は何と出動できない時もあった…。
足の裏にあるローラーダッシュを駆使して身軽に素早く行動できる。兄のブルーレイカーと息の合ったコンビネーション技を得意とし、合体して「左右合体ウルトラレイカー」になれる。地球の新幹線という乗り物を気に入り、現在はサイバトロン・トレインボットたちが用意してくれた同型ボディに融合している。

○スカイマックス/ゴッドマックス(勇者エクスカイザー)
善なるエネルギー生命体・宇宙警察カイザーズに所属する、マックスチームのリーダー。地球でジェット戦闘機(所属国籍不明)に融合して空から世界中をパトロールする。飛行速度はマッハ4。
真面目で地味な性格だが、決める時は決める渋い漢。ダッシュマックス、ドリルマックスと団結して「三体合体ゴッドマックス」になれる。合体時の意志は彼のものをベースに統合される。
現在はサイバトロン・エアーボットが用意した同タイプの戦闘機に融合している。

○ダッシュマックス/ゴッドマックス(勇者エクスカイザー)
善なるエネルギー生命体・宇宙警察カイザーズに所属する、マックスチームの一員。地球でレースカーに融合して普段はサーキットを走りレースに出場している。
とにかく走ることが大好きな飛ばし屋であり、ガイスターが事件を起すとレーサーを放り出しカッ飛んで現場に駆けつける。ゴッドマックス合体時は胴体と両腿部に変形。
現在はサイバトロンが用意した同タイプの黄色いレースカーに融合している。

○ドリルマックス/ゴッドマックス(勇者エクスカイザー)
善なるエネルギー生命体・宇宙警察カイザーズに所属する、マックスチームの一員。 地球で戦車に融合して地中からガイスターに関する調査を行っている。ドリルが付いているが、
これは任務に合わせて彼自身がカスタマイズしたと思われる。カイザーズで一番の力持ちであり堂々たる体躯を誇っているが、同時に一番気が優しく本星には弟や妹がおり、
コウタとの別れ際一度会わせたかったと告げた。ゴッドマックスに合体する時は二つに割れて両足部分に変形する。現在はサイバトロンが用意した同タイプのドリル戦車に融合している。

 

○ロミナ・ラドリオ(忍者戦士飛影)
シューマ星系ラドリオ星の王女。アネックスの野望を阻むべく、伝説の忍者を探しに地球圏を訪れる。おっとりとした、淑やかな性格だが、天然ともいえる素直さで行動に躊躇いがなく、
また敵に屈しない気丈さを持ち合わせている。エルシャンクの指導者として家臣からの信頼も厚い。ジョウに好意を抱いている。

○ジョウ・マヤ(忍者戦士飛影)
火星開拓民の少年で、幼少の頃に父と共に日本から火星に移住した。典型的な熱血タイプで口が悪く短気だが、本質的に義侠心と友情に厚い。
火星に現れたエルシャンクに首を突っ込み、黒獅子のパイロットとして選ばれ、中盤から飛影に乗り込みザブーム軍と戦った。

●破壊大帝G1メガトロン/G1ガルバトロン/スーパーメガトロン(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ/リターン・オブ・コンボイ)
ワルサーP38に変形するデストロンの初代破壊大帝。G1コンボイこと初代サイバトロン総司令官の永遠にして宿命のライバル。知力・体力・カリスマ性そして狡猾さにおいては右に出る者はいない。ユニクロン戦争時にコンボイとの
一騎打ちで瀕死の状態となるが、ユニクロンにより新破壊大帝ガルバトロンとして生まれ変わった。その後紆余曲折を経て行方不明となるも、帝王ダークノヴァによりスーパーメガトロン、さらにウルトラメガトロンとして復活し
スターコンボイと激闘を繰り広げた。現在はダークノヴァの支配から解かれ、元の姿に忠実なボディを再構築したらしい。ここでは同名を名乗るデストロンリーダーたちと区別するためG1メガトロンと表記する。

●情報参謀サウンドブラスター(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
デストロン情報参謀サウンドウェーブが、ブロードキャストとの一騎打ちで戦死したのち、生まれ変わった姿。G1メガトロンへの忠誠心は昔から変わらず厚い右腕である。
ダブルラジカセに変形。部下のカセットロン達を使い、偵察や奇襲を行う。部下のカセットロンたちからも非常に慕われている。

●航空参謀サイクロナス(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
反逆者スタースクリームに代わるデストロン軍団の新航空参謀。G1メガトロンがガルバトロンに再生された時、同時にユニクロンによって再生されたデストロン兵士の一人。
「我がまま意のままガルバトロン」に忠実に従い、苦労の絶えない中間管理職的立場である。

●スウィープス参謀スカージ(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
サイクロナスの率いる親衛隊「スウィープス」のリーダー。G1メガトロンがガルバトロンに再生された時、同時にユニクロンによって再生されたデストロン兵士の一人。
卑怯な性格だが、臆病でゴマすり屋である。ホバークラフト型の宇宙船に変形。

 

●空中攻撃兵コンドル(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
サウンドブラスターが指揮する デストロン軍団カセットロン部隊のメンバー。小型で小回りが利き、諜報・隠密・偵察活動には欠かせない万能兵士。
カセットテープからコンドル型へ変形する。

●諜報破壊兵ジャガー(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマーザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ/ビーストウォーズメタルス)
サウンドブラスターが指揮する デストロン軍団カセット部隊のメンバー。動物のジャガーの様な俊敏な動きと隠密性を生かした密偵活動を得意としており、同じカセットロンである
コンドルと共に諜報活動で活躍する。数百年後の未来ではビースト戦士にリフォーマットされ、デストロンの秘密警察に籍を置いていたが、初代デストロン軍団への忠誠心は健在。
デストロン最高権力「トリプティコン評議会」から密命を受けて地球へ飛来。当初はサイバトロンと連携してビーストメガトロンを追い詰めたものの、ゴールドディスクに込められた
初代メガトロンのメッセージを知ると、デストロンへと寝返る。ラットルの機転により宇宙船ごと爆破されて戦死した。

 

●参謀モーターマスター/メナゾール(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー2010)
スタントロン軍団のリーダー。ケンワース・K100エアロダインキャブオーバーに変形する。同じくトレーラーに変形するコンボイを一方的に
ライバル視し、そのコンボイに突進合戦を挑むがあっさりと負けてしまった事がある。
武器はサイクロンガンとアイオナイザーソード。「合体兵士メナゾール」となる際、胴体に変形する。

●斥候ブレークダウン/メナゾール(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー2010)
スタントロン軍団の一員。ランボルギーニ・カウンタックLP500Sに変形。機転は利くが自意識過剰な性格をしている。
ビークルモードでは自身のエンジンから振動を発生させて機械を故障させる能力があり、ロボットモードで使用する振動ライフルにも
同様の機能が備わっている。「合体兵士メナゾール」となる際、右脚に変形。

●兵士ドラッグストライプ/メナゾール(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー2010)
スタントロン軍団の一員。六輪型のレーシングカー・ディレルP34に変形。メンバーの中では自己顕示欲が強く、
勝負ごとに勝つことにこだわりを持っている。武器は重力を強めるグラビトガン「合体兵士メナゾール」になる際、右腕に変形する。

●テロリスト ワイルドライダー/メナゾール(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー2010)
スタントロン軍団の一員。フェラーリ・308に変形。メンバーの中でも特に乱暴な走りを好み、他のメンバーは彼の近くで走るのを嫌がる。
武器はブラスター。「合体兵士メナゾール」となる際、左脚に変形する。

●兵士デッドエンド/メナゾール(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー2010)
スタントロン軍団の一員。ポルシェ・928に変形。他のデストロン兵士同様空を飛べるが、そのことを卑怯と思っている。
武器はエア・コンプレッサーガン。「合体兵士メナゾール」になる際、左腕に変形する。

 

●建築兵スクラッパー/デバスター(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員で一応、リーダー格。ホイールローダーに変形。設計に秀でているが謙虚な性格で頭脳労働に携わっている。
ビークル後部にデバスターの胸部ウィングを取り付ける事で「ジェットウィングドーザー」となる。デバスターに合体する際、右脚に変形する。

●輸送兵ロングハウル/デバスター(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員。ダンプカーに変形。運搬担当で、建設作業などでは荷物の運搬を担うが、自分のポジションが気に入らないらしく、ダンプカーに
生まれた事を嘆いていたり、不満を口にしている。カーゴ部分にデバスターの腰アーマーを取り付ける事で「バトルミサイルダンプ」になる。
デバスターに合体する際、胴体に変形する。

●衛生兵グレン/デバスター(超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員。クレーン車に変形。精密作業が得意で、その腕前はホイルジャックからも感心されている。トランスフォーマーに使われる回路だけでなく、
それの千分の一のサイズの品も修理できる。メガトロンからも信頼があり、報告も彼が行う場合が多い。車体にデバスターの頭部ユニットを装着する事で
「ダブルキャノンクレーン」になる。デバスターに合体する際、頭部から胸部にかけての部分に変形。

●偽装兵ミックマスター/デバスター(戦え!超ロボット生命トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員。ミキサー車に変形。特殊作業担当で、車を溶かして鉄を精製する事や酸の調合が可能。
デバスターのライフルを車体に付ける事で「ビッグバズーカミキサー車」になる。デバスターに合体する際、左脚に変形。

●採掘兵スカベンジャー/デバスター(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員。装機式ショベルカーに変形。ボーンクラッシャーと同じく採掘を担当。不運の持ち主で災難に遇う事が多い。
デバスターの右腕部をドリルに換装し、ビークル形態に装着する事で「ドリルミサイルショベル」となる。
ショベルモードでのバケット部にはセンサーが内蔵されている。デバスターに合体する際、右腕に変形する。

●破壊兵ボーンクラッシャー/デバスター(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/スクランブルシティ発動編/トランスフォーマー・ザ・ムービー/他)
ビルドロン師団の一員。ブルドーザーに変形。スカベンジャーと同じく採掘を担当。メンバーの中では好戦的な性格だが、泣き言を言うスカベンジャーを叱る等、
他のメンバー同様仲間意識は強い。デバスターの左腕部をドリルに換装し、ビークル形態に装着する事で「ドリルミサイルドーザー」となる。
デバスターに合体する際、左腕に変形する。

 

●輸送参謀アストロトレイン(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマー・ザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
D51風の蒸気機関車とスペースシャトルの2種類のビークル変形するトリプルチェンジャーの1人。
通常はメガトロンと同じくらいの大きさだが、シャトルモードに変形すると、仲間数十人を楽に搭載できるほど巨大化する。
ただし、輸送や物資運搬の便利屋的にこき使われる不憫な場面が多く、そのせいでエネルギー不足で補給しつつ輸送、
尽きたら補給を繰り返したことを愚痴ることもあった。同じトリプルチェンジャーであるブリッツウィングと反乱を起こした事がある。

●空陸参謀ブリッツウィング(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマー・ザ・ムービー/トランスフォーマー2010/ザ☆ヘッドマスターズ)
74式戦車とMIG―25フォックスバットの2種類のビークルの形態に変形できるトリプルチェンジャーの1人。
物事を戦いに結び付けようとする癖があり、自身の戦闘での活躍を過大評価する傾向がある為、スタースクリームからは
「大ボラ吹き」と揶揄されている。同じトリプルチェンジャーであるアストロトレインと共に反乱を起こした事がある。

●航空参謀スタースクリーム(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー/トランスフォーマー・ザ・ムービー/トランスフォーマー2010/他)
デストロンの航空参謀にして航空部隊ジェットロンの指揮官。F-15に変形し、両肩に装備されたナルビームや、ミサイル攻撃などを武器に戦う。
メガトロンに成り代わり、デストロンのニューリーダーになろうと裏切りを繰り返し続けた後、復活したガルバトロンによって処刑されてしまう。
その後、スパークは消滅せず幽体となって再登場。ガルバトロンに復讐しようとして復活するが、ガルバトロンに見つかり、宇宙の彼方まで吹き飛ばされ、以後消息は不明となる。

●スーパースタースクリーム(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)
マスターメガトロンの右腕あるスタースクリームがチップスクエアから放出されたプライマスのスパークを吸収し、転生した姿。
他のトランスフォーマーの数倍以上の巨大なボディと、大陸一つを破壊できるほどのパワーを手に入れており、頭部には王冠をかぶっている。
フォースチップをイグニッションする事で「バーテックスキャノン」を発現した他、強固なバリアと超能力を手に入れた。
惑星ギガロニアにてマスターガルバトロンと直接対決し、互いに全力を込めた一撃のぶつかり合いの末、敗北。死んだかに見えたが、
実は生存していた事が明かされる。

●スパイ ノイズメイズ(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)
プラネットXのトランスフォーマー。スペースファイターに変形。当初、両軍に味方する謎のトランスフォーマーとして登場。
一時期スタースクリームに協力していたが、真の目的は惑星ギガロニアへの復讐を行おうとしていた。
フォースチップを盾にイグニッションする事で「ブラインドアロー」が展開。またエンブレムがサイバトロンからデストロンに変化し、
性格は凶暴になる。自らを特命刑事と名乗ったり、メカに弱かったり、コビー達の仕掛けた罠に引っかかるなど間抜けな所がある。

●情報参謀サウンドウェーブ(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)
プラネットXのトランスフォーマー。ステルス機に変形する。ノイズメイズの親友で当初からデストロンに加わっていた。
胸部にヘキサゴンと呼ばれる六角形の物体を収納しており、それは様々な武器となる。ヘキサゴンのキラーコンドルを使って
情報収集を行う。サウンドに関して少しうるさく、マイクを持つ時、小指を立てる癖がある。

 

●ダイノガイスト(勇者エクスカイザー)
全宇宙の宝を奪うことを目論む宇宙海賊ガイスターの「御頭」。
正体はエクスカイザー達と同じく、赤い光の玉のような悪のエネルギー生命体。
カイザーズの追跡を逃れ侵入した地球にて、恐竜博覧会に展示されていた
ティラノサウルス模型に融合してメカ恐竜・巨大戦闘機・ロボットという三段変形
をこなすボディを手に入れた。「宇宙一の強者」と謳われるその実力は本物であり、
エクスカイザーも超巨大合体グレートエクスカイザーになるまで全く歯が立たなかった。
部下の失敗に怒ることはあっても、過度に非道な仕打ちを行うことはなく、
他の悪の組織のように「世界征服」「全宇宙支配」といった思想は基本的にない。
月面でグレートエクスカイザーと一騎打ちを演じ、敗北後も捕縛されることを良しとせず、
自ら太陽に突入して誇り高く悪道を貫き通して散って行った。

●プテラガイスト(勇者エクスカイザー)
三百年に渡り宇宙中を荒し回ったガイスター四将の一人、空将。
地球で恐竜博覧会に展示されていたプテラノドン模型と融合、空中戦を
得意とする。四人の中で最も頭が切れるため、ダイノガイストの作戦参謀的
存在だが、他の三人を見下し仲が悪い。どんなものでも命令通りに動く
ガイスターロボに変えるエネルギーボックスを開発して戦わせる。
後にサンダーガイストと合体して『二体合体プテダー』形態で戦うようになるが、
エネルギー生命体捕獲装置で捕らえられ宇宙刑務所へ送られた。

●ホーンガイスト(勇者エクスカイザー)
三百年に渡り宇宙中を荒し回ったガイスター四将の一人、陸将。
地球で恐竜博覧会に展示されていたトリケラトプス模型と融合、陸戦を
得意とする。粗暴で口が悪い性格のためか、プテラガイストとはとことん
馬が合わず言い争いが絶えない。地球で一番最初にエクスカイザーと戦った。
後にアーマーガイストと合体して『二体合体ホーマー』形態で戦うようになるが、
エネルギー生命体捕獲装置で捕らえられ宇宙刑務所へ送られた。

●アーマーガイスト(勇者エクスカイザー)
三百年に渡り宇宙中を荒し回ったガイスター四将の一人、地将。
地球で恐竜博覧会に展示されていたステゴザウルス模型と融合、地中戦を
得意とする。優柔不断で日和見主義な性格で、プテラとホーンの争いを
よく観察しては都合の良いほうにつく癖がある。地中を高速で堀り進める。
エネルギー生命体捕獲装置で捕らえられ宇宙刑務所へ送られた。

●サンダーガイスト(勇者エクスカイザー)
三百年に渡り宇宙中を荒し回ったガイスター四将の一人、海将。
地球で恐竜博覧会に展示されていたブロントサウルス模型と融合、水中戦を
得意とする。四人の中で体力・パワー共に最も優れているが思考能力が
極端に鈍いため全員にバカにされている。しかし彼に対して「このボケ!」
は禁句であり、一旦暴れだすと誰にも止められない。
エネルギー生命体捕獲装置で捕らえられ宇宙刑務所へ送られた。

●シュラ(太陽の勇者ファイバード)
宇宙皇帝ドライアスの部下。ガイスターと同様の悪のエネルギー生命体で、
地球でDr.ジャンゴが造った細身の男風のアンドロイドに融合した。
クールな狡賢い性格で作戦をそつなくこなす破壊工作のエキスパートである。
後に『ソドム』という名のロボットに搭乗してファイバード達と戦う。

●ゾル(太陽の勇者ファイバード)
宇宙皇帝ドライアスの部下。ガイスターと同様の悪のエネルギー生命体で、
地球でDr.ジャンゴが造った大男風のアンドロイドに融合した。
見た目通りの単細胞で乱暴な性格。物事を何でも力と破壊で解決しようと
するタイプのため、相棒のシュラにもバカにされている。子供が苦手。
後に『ゴモラ』という名の四足を持つロボットに搭乗してファイバード達と戦う。

 

●ディオンドラ(マシンロボ クロノスの大逆襲)
犯罪組織ギャンドラーの女幹部。電磁ムチとメデューサの妖剣を武器にしている。電磁ムチ妖兵にも恐れられ、
任務に失敗した部下を打ったり、捕らえたレイナを痛めつけるのにふるった。ギルヘッドらデビルサターン6からは
「姉御」と呼ばれ、慕われている。最終決戦でロムとガルディが兄弟である事実を洩らしてしまい、ガルディの記憶を呼び覚ましてしまった事から、ガデスに見捨てられて絶望。精神崩壊を起こしてしまい、溶解液で満たされた部屋に1人取り残され、以降消息は不明となる。

●デビルサターン6(マシンロボ クロノスの大逆襲)
「ギルヘッド」「バラバット」「デスクロウ」「グロギロン」「アイゴス」「ブルゴーダ」の6体の妖兵コマンダーが「六鬼合体」して誕生した姿。バイカンフーと互角のパワーを持つが、天空宙心拳には歯が立たない。
合体時の思考パターンは頭部を司るギルヘッドが主導権を握る為、関西弁で言葉を交わす。
ディオンドラを「姉御」と呼んで慕っている。

●アシュラ(マシンロボ クロノスの大逆襲)
ギャンドラーの妖兵コマンダー。デビルサターン6に代わり、コマンダーランキング1位の座についた事がある実力者。
相手の体の自由を奪うナットール弾を腹部から発射し、動きの取れなくなった相手を残忍な方法で破壊するのを得意とする。
性格は残忍かつ狡猾で、ロム達の奇襲作戦を逆手にとって罠を仕掛けたりした。

●キャスモドン(マシンロボ クロノスの大逆襲)
ギャンドラーの妖兵コマンダー。ダコタの町に住むクロノス族とバトル族の間に抗争を起こし、共倒れした後に鉱物資源ロムトロンをギャンドラーが独占する作戦を展開していたが、最期はバイカンフーによって倒される。後に大量生産された。

●ザリオス(マシンロボ クロノスの大逆襲)
ギャンドラー配下の妖兵コマンダー。サソリの様な外見をしており、腕の2本のハサミと足のキャタピラが特徴的。
本物のサソリの様な形態に変形も可能。

●ファルゴス(マシンロボ クロノスの大逆襲)
ギャンドラー配下の妖兵コマンダー。青紫のボディの背に羽を生やしており、
肩から発射するビームと手の爪を武器とする。