レミーナ・ラプエンテ

　ロサレダ大陸東部のイマレス州を領地とする王家の外戚ラプエンテ家の娘。18歳。

　彼女の叔母エフェリーナが国王アディラス十六世に嫁いでラウール王子の母となったため、ラウールから見れば従姉にあたる。幼い頃は人質として王家に預けられて養育され、ラウールとは実の姉弟のように仲良く一緒に子供時代を過ごした幼馴染。

　赤い軍装に身を包み、輝剣ミスリルソードを武器に戦う勇敢な女騎士で、国内の反乱討伐などで活躍しこれまで武勲を重ねてきた。サラジア共和国の黒三日月隊が地球から襲来すると、「ラプエンテの赤備え」と呼ばれる精鋭の騎士団を率いてラウールの元へ馳せ参じ、共に戦ってゆく。

　黒三日月隊との戦争終結後、メルヴィオンが地球に派遣した留学生の一人として日本に留学し、牧村光平たちの通う海防大学付属高校に転入してくる。

　ラウール軍を支える勇敢な武将でありながらもメルヴィオンきっての名門貴族の姫でもあり、国王となるラウールの妃候補の筆頭とも言われるが、果たしてラウールを巡る恋の行方は…？