リンディ・アルス・アディラス

メルヴィオン国王アディラス16世と側室エスメラとの間に生まれた庶子で、ラウール王子の腹違いの妹。15歳。実母は宮廷に学士として仕えていたところを国王に見初められたハーフエルフの女性で、彼女自身はエルフ族とのクォーター。そのため両耳の先が他の人間に比べてやや尖っている。実母はリンディを生んだ後すぐに宮廷から退き、父王や今は亡き王妃(正室)からは他の兄弟たちと分け隔てなく愛情を注がれ育てられた。魔法の修行のため学都コンクェイテューラに留学していたが、ちょうど休暇で王都ネクナールに帰省していたところを黒三日月隊の侵攻に巻き込まれた。キクマルに護衛されて命からがら王都を脱出。カレブ山にいるラウールたちと合流する。水・氷系の攻撃魔法を得意としている。

全身キャラクターデザインは、suzer様。


ちなみに彼女の実母は今も健在であり、カレブ山南西の方角にあるネムスの森の隠れ里で、無数の本に埋もれながら隠棲して暮らしている。

地球留学時の私服。

イラスト提供は、遠山雪様。