森崎絵梨奈/マーメイドオルフェノク


キャラクターデザインは、りきぃ様。

海防大学付属高校に通う高校2年生。17歳。
大手リゾート会社「森崎リゾート」の社長の一人娘だったが、
同社が経営していたリゾートホテルがゴジラの襲来によって破壊されてしまい、
それが原因で会社は経営破綻し倒産。
高校進学後に家計が急に苦しくなってしまったため、
学業の傍ら様々なアルバイトをして学費や生活費を稼いでいる。
高校では牧村光平らとは別のクラスだが、
野間茂久=ドルフィンオルフェノクが店長を務めるピザ屋の配達の仕事で東京都内を駆け回り、
光平が住んでいる豊洲の朝倉家にも時々ピザを届けに来ている顔馴染みの関係。

 

野間と同じくオルフェノクで、人魚のような姿のマーメイドオルフェノクという怪人態を持つ。
水中での活動能力に優れ、体表の鱗を剣などの武器に変形させて使うなど戦闘力は高いが、
性格は温和で争いを好まず、オルフェノクとしての自分の力に怖れを感じている。
Gショッカーのスマートブレインからはラッキークローバーの候補に挙げられ勧誘されるが、
オルフェノクによる世界征服への協力を拒否したためやがて命を狙われるようになる。

 

実は森崎家の両親の娘ではなく拾われた子供で、
その正体は異世界アセーリアで生まれたメルヴィオン聖王国の王女。
偽王子を擁立しようとする悪徳貴族モルゲグ・ヒルガノスとワームのネイティブ一派の陰謀により、
生後すぐに別の男の赤ん坊と密かにすり替えられ殺されてしまったが、
死後オルフェノクに覚醒して蘇り、地球へ時空漂流して森崎夫妻に拾われ本当の素性を誰も知らないまま日本人の市井の女の子として生きてきた。
左の手首には光にかざすと浮かび上がる王家の紋章が刻まれているが、
その意味を知る者はなく、普段はリストバンドを巻いて隠している。

 

王女という正体の判明後、ラウール王子の出生の秘密の鍵を握る人物としてメルヴィオンへ帰還し、
ラウールの国王即位に伴ってエリナ・シェフィーア・アディラスという名を授かり王族として認められるが、本人は幼い頃から育ってきた愛着のある日本での暮らしを続ける事を希望したため、
メルヴィオンへは戻らずその後も日本で一般市民として生きていく事になる。
王女としての地位は保持しているため、重要な式典や政事などがある際には一時帰国し、
王家の姫君として美しくドレスアップした姿を披露する。