括弧内は出典作品名。
男塾OBで、前内閣総理大臣。悪と戦う正義のヒーロー連合軍ブレイバーズの最大の理解者にして後ろ盾。堕神戦争終結後、ヒーローたちを用済みとして片付けようとする天童菊之丞の企みからヒーローたちを守るため、ヒーローたちの安全と引き換えに国政から退いていたが・・・。
オリジナルキャラ。天童菊之丞配下の忍者。僧形に身を窶して、密かに剣桃太郎を監視していた。桃太郎に東京に戻るよう要請する菊之丞からの書状を手渡して消える。
20歳にして既に木葉流忍術の14世継承者。諜報活動や暗殺活動の他、奥義の1つ「マッスルコントロール」で全身の筋肉を自在に操り、頭髪以外の全てを女性へ変形させることさえできる。元総理で実父でもある板垣重政の命を受け、法で裁けぬ悪人を抹殺していた。板垣の指示で、現在は剣桃太郎に仕えている。
女性の姿の時は「木場優子」と名乗り、表向きの職業は女医となっている。
髭を伸ばした半裸状態の剣桃太郎が、滝に打たれながら座禅を組んでいる。
桃太郎が茂みに隠れている監視の目に気づく。
桃太郎「いつまでそこに隠れているつもりだ?」
東堂「さすがは剣桃太郎殿、見破られましたな」
東堂は桃太郎の前に出て、片膝をついて礼儀正しく控える。
東堂「天童菊之丞が配下、東堂平馬めにございます」
桃太郎「ほう、菊之丞殿の・・・」
東堂「委細はこの書状をご覧ください」
東堂は主(あるじ)である菊之丞から託された手紙を置いて、早々に立ち去る。
滝から上がり、書状の中身を開いて内容を読む桃太郎。
中には「久しぶりに直接お会いして旧交を温めたいので、明後日まで拙宅(つまり菊之丞の屋敷)までお越しいただきたい」とだけ書かれてあった。
別の茂みに身を潜めていた木葉優児が桃太郎に忠告する(木葉優児は、今は隠棲している剣桃太郎を影ながら警護していた)。
優児「剣さん、行ってはなりません」
桃太郎「見ていたのか」
優児「これは明らかに剣前総理を亡き者にせんとする天童菊之丞の陰謀。
江田島、板垣の両御前からも天童の動きには警戒するようにと」
桃太郎「ちがうな、牙(⇐木葉優児のこと)。もし菊之丞殿がこの俺を殺す気なれば、
これまでにもいくらでもその機会はあったはず」
優児「・・・・・・」
桃太郎「訳は他にある。菊之丞殿にとってのっびきならぬ訳がな」
日本の天皇。16歳の美少女。里見蓮太郎のことを気に入っている。
聖天子付き補佐官。総理大臣に匹敵するか、それを凌駕する権力を持っている。堕神戦争が終結した現在も未だ健在。ヒーローたちを「国家転覆を企てようとする者たちに利用される可能性の高い危険人物」と決めつけ、警戒して忍び上がりの配下に監視させている。
オリジナルキャラ。剣桃太郎内閣退陣後の現政権で入閣した外務大臣。
聖天子、天童菊之丞補佐官、一色外務大臣が、聖居で何か相談している。
一色「聖天子様にもご承知の通り、スカンジナビア国王夫妻が近々国賓として来日なさいます。
つきましてはその接待役を誰にいたしますれば?」
聖天子「菊之丞さん、貴方ならどうです?」
菊之丞「・・・!?」
突然の聖天子の言葉に、菊之丞は少し困惑気味。
菊之丞「いや、それがしは一介の武辺の者。そのような大任はとても・・・」
聖天子「これからの世の中、武辺だけでは務まりません。
たまにはそのような役目を務めるのもよいのではありませんか?」
菊之丞「は、はあ・・・」
約束通り天童邸を訪れた剣桃太郎。髭はきれいに剃り、ビシッとスーツ姿に身を固めている。
座敷に通されて菊之丞と対面する桃太郎。
桃太郎「なんと。菊之丞殿が国賓の接待役に?」
菊之丞「まさかそれがしにお鉢が回って来るとは思いませなんだ。
まさしく平和な世の中になっということでありましょうな」
桃太郎「都会の喧騒から遠ざかり、長らく山中に籠っていた私にも
平和の息吹はひしひしと感じられました」
菊之丞「されば剣殿、すでにご貴殿の耳にも達しておられると思うが、
まもなく衆議院の任期満了に伴う総選挙が行われる。これを機に
そろそろ国政の場に復帰なされてはいかがかな?」
桃太郎「・・・・・・」
菊之丞「総理の座から退かれたとはいえ、ご貴殿はまだ十分にお若い。
ご貴殿の能力を存分に発揮して働ける場は、この東京エリアを置いて
他にはないと存ずるが?」
元内閣総理大臣。江田島平八とは盟友の間柄。
日本国の筆頭元老として重きをなす男塾塾長。日本の首領(ドン)と呼ばれる男。天童菊之丞さえも彼を恐れる。剣桃太郎の恩師にしてよき理解者。
天童邸での用件を済ませた直後、久々に恩師である江田島邸を訪れた桃太郎。たまたま板垣重政も同席した上で、桃太郎は天童邸での経緯(いきさつ)を江田島に報告する。江田島は池の鯉に餌をやりながら、桃太郎の話を聞いている。
板垣「それで、天童菊之丞からの申し出を受けるつもりかね?」
桃太郎「もし断れば、どのような手段を講じても、私を東京に留め置こうとするでしょう。
久しぶりに会って、私は菊之丞殿の心の内が読めました」
板垣「心の内・・・?」
江田島「フフフッ、剣よ、あの男はな。お前が自分の目の届くところにいなければ不安なのだ。
お前を身近において、常に生殺与奪の権を己の手の内に握っておきたいのだ」
桃太郎「ここは従うしかないでしょう。新たに無益な血を流さないためにも」
板垣「剣くん・・・」
地球連邦政府の前外務次官。地球政界の重鎮。
その後、今度は日本に滞在中だったリリーナの元へ挨拶に訪れる桃太郎。
リリーナ「お久しぶりです、剣さん」
桃太郎「次官もお元気そうで何よりです」
リリーナ「もう次官ではありませんよ」
リリーナは自嘲気味に笑う。
オリジナルキャラ。売り出し中の美少女タレント。16歳。所属事務所の社長から枕営業を強いられそうになり、逃げてきたところを剣桃太郎に助けられた。その縁でしばらく里見蓮太郎の住むアパートに匿われる。藍原延珠がハマっているアニメ「天誅ガールズ」のオリジナル劇場版にてゲストキャラの声優を担当したことから、延珠と仲良くなる。なぜか伊賀灰狼衆に命を狙われる。
オリジナルキャラ。名前は「みのりかわ れおな」と読む。蒼生葵里彩が所属していた大手芸能プロのやり手女社長。裏の顔は所属女性タレントたちに政財界VIPへの性的接待を強要していた悪徳実業家であり、一色外務大臣の愛人。天童菊之丞失脚の陰謀にも一枚嚙んでいる。
逃げ出した葵里彩を連れ戻そうとして、前総理・剣桃太郎と遭遇し大人しく引き下がる。そのことを一色に報告した直後、マズイと見た一色によって口封じに殺される。
オリジナルキャラ。かつて服部柊十郎(「隠の王」の登場人物)が率いていた忍者集団・伊賀灰狼衆の残党。今は一色外務大臣に私兵として仕えている。天童菊之丞率いる天童忍者に成り代わって、今は日陰者の自分たち伊賀灰狼衆が日の当たる場所へと躍り出ようという野心を抱いている。
元ブレイバーズのメンバー。勾田高校に通う2年生で、天童木更が社長を務める天童民間警備会社の社員。相棒の藍原延珠と共に危険な任務を引き受け、数々の死地を潜り抜ける。
元ブレイバーズのメンバー。天童菊之丞の孫娘だが、ある事情で家を飛び出し、自活する元お嬢様。女子高生の身ながら天童民間警備会社を経営するが、貧乏生活を余儀なくされている。
元ブレイバーズのメンバー。ガストレアウィルスを体内に宿す「呪われた子供たち」の一人。超人的な能力を秘める、ちょっとおマセな10歳の女の子。里見蓮太郎の相棒。アニメ「天誅ガールズ」の大ファン。