エフェリーナ・ルクレシア・アディラス

 メルヴィオン聖王国の王妃で、第16代国王アディラス十六世の正室。ラウール王子の母。

 イマレス州を治める有力貴族ラプエンテ家の出で、レミーナ・ラプエンテの叔母(父親の妹)にあたる。国王に嫁いで末子のラウールを含む四男一女を儲けた他、側室の子であるリンディ王女や人質として王家に預けられていた姪のレミーナにも我が子同様の温かい愛情を注いで育てた。アディラス十六世とは若き日にパーティーを組んで共に冒険の旅に出ており、そこで恋が芽生えて結ばれたらしい。

 

 数年前、ラウールの出生に隠されていたある重大な秘密を知ることになったが、それでも変わることなくラウールを息子として愛し続け、ラウールが15歳で成人したのを見届けると間もなく病のため逝去、現在では故人となっている。

全身キャラクターデザインは、長次郎様。